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二人目産みません産めません―女が子どもを産まない本当の理由

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二人目産みません産めません―女が子どもを産まない本当の理由の商品レビュー

3.0 もう少し深く掘り下げた本であれば星5つ
本書は「二人目・・」と言う題から始まっていますが、別に初めて産む、産まないの問題を考えた方には全体的に良書と思います。

良かった点は・・・
★育児における父親不在をまず第一に論じていて長時間労働を強いられている男性のことを深く掘り下げて問題視していること。
★女性の価値観が多様化しているのに旧態然とした社会の価値観に疑問を投げていて細かく分析していること。

悪かった点は・・・
★著者自身の幼い頃のつらい体験(親から虐待うけた事)はこの本の中で直積的な関連性が感じられず、省いてもいいのではないか。
★欧州諸国の育児社会制度のすばらしさを紹介しているが我が国にどう生かしたらいいか論じていない。例えば負の部分(特に北欧諸国は税金が高い)についてもう少し分析して欲しかった。またそれに関連して我が国はアメリカ的社会(社会保障は少なくして自己責任を強いる国)になりつつあることまで政治的見解ももっと加えて論じるべきでなかったか?
少子高齢化は国家の大問題であるのだから・・。

この本は男性が読むと子供を産み育てることの価値観が変わるかもしれません。夫婦間で双方読んでみて今後の「子供」どうするか感想を述べ合うのに効果的な本です。

しかしながら産みたくても産めない(不妊治療している方々)にはあまり参考にならない本と思われます。
5.0 1.25の現実
2006年、出生率はとうとう1.25。当然の成り行きだ。
産みたくない人は産まなくてよい。問題は、一人産んでみたが、二人目はカンベンしてほしいと思っている人が多いというという現実だ。
収入が多いから保育所に入れないという現実、報道されるのは氷山の一角というベビーホテルの実態、恥ずかしながら、この本を読むまで、私は知らなかった。すぐさま、小泉さんに、行政に携わるすべての人間に読んでもらわなくてはならない。看過することのできない重大な社会問題である。著者は、社会学を学び、現在も教壇に立っているという。しかしながら、母親という立場に立たされるやいなや、社会の目が一転して、批判の
矢面に立たされるのは、ここが日本だからだ。役所、親戚、近所、職場、上司、男性、そして女性の目すら、働く母親には決して優しくない。それは、最終章の諸外国の例と比較しても明らかだ。
子どもの成長による自己の再生の実感、これほどの達成感や喜びを与えてくれる職業は、著者の言うようにほかにはない。親業は唯一無二の奇跡的な偉業であるというのは、おそらくどの親でも実感していることだろう。それでも、この日本では、もう一人産めない。その理由は、何なのか、考え、変えていかなくては、本当に手遅れになるだろう。税金は高くても、デンマークやオランダ、フランスでは子どもを心からほしいと思える。「子どもを産んでよかった、でももう二度と産まない」という帯に記されている叫びが、多くの人の実感であるとしたら、この国の罪は重い。
堅い内容の本であるが、一気に読めるのは、母親としての著者の人生や我が子への深い思いが、多くの母親たちのメッセージとともに凝縮されているからであろう。誤解もされ、批判をされることもあろうが、あえて、社会に向けて真っ正面から挑んだ著者の勇気に敬服する。
5.0 世のお父さん、役人、政治家が読むべき本!
自分も子育てに主体的に関わっているのである程度は知っていたつもりですが、やはり子育期のママは本当に大変ですね。ママを大変にしているのは「子育てはママの仕事」という世の中のパーセプションです。
 このパーセプションが変わらないと少子化は止まらないだろうし、わが国の少子化政策担当者はこの本を絶対に読むべきだろう。
 充実している諸外国の少子化対策も紹介されており、なぜわが国にで、このような政策が実行されないのか、ただただ不可思議である。
5.0 二人目生みますありがとうbyレイカ
世の中の女性が言いたくてもいえなかったことをズバリ言い当ててくれて
感謝です。直接取材でないと本音が聞けませんよね。取材対象が特定されないよう一人称で語りを進めているため、どんどん読み進んでいくことができました。でもそのために、作者の自叙伝のように受けとる人もいるのでは?女性にとってものすごく普遍的なテーマなのにね。私は、長年精神科で子どもをほしくない自分や燃え尽き症候群について相談し、男の偉い
先生にカウンセリング受けても解決しなかったことが、この本読んで氷解したんです。「パンドラの箱」をあけ、生きづらさが自分のせいじゃなかったことを知り、ありのままの自分と子どもを受け入れることができました。
ありがとう、私、二人目、産みます。
3.0 読んで自分に当てはめるのはちょっとどうかな
どうにもこうにも痛々しい本です。
これでは夫として「2人目を産んでほしい」とはとても言えません。
私の職場にも一人っ子(の親)多いですよ。

ちなみに私んとこは共働きで2人の子持ちです。
上は生後8カ月、下は生後2カ月から保育園のお世話になりました。
結構いろいろ言われましたよ、やっぱり。
大阪府下のわりあい辺鄙な新興住宅街で入園競争があまり激しくなかったこと、実家が割と近かったこと、など大変恵まれた境遇の結果、2人でもいけたと思っています。
妻とは「これでよかったんだという結果を出し続けるしかないな!」と励ましあっています。少なくとも子どもが成人するまでは。

著者は働くお母さんの中でも、非常に困難な境遇にあったようです。
仕事はフリーライター(保育園入園が難しい)、被虐待の経験あり(虐待の世代間連鎖)。
だから、制度などの現状を知るにはとても参考になりますが、そのまま100%自分に当てはめていいとは言えません。
著者のは一番大変な例ではないでしょうか。
しかし、被虐待に関する著名な専門家の記述は、大変参考になりました。

ところで、著者が理想的に描いている諸外国は、例外なく税金がめちゃめちゃ高いです。
そのことを知らないはずはない。きっと意図的にふれていないのでしょう。

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