この本はC#の文法の本です。
文法の解説が長々と書いてあるだけなので、本当にプログラム初めての方がこの本を読んだ場合、退屈に感じるかもしれません。
本当にプログラムがはじめての人は、文法系の本ではなく、やってみよう系の本をお勧めします。また、これまでにオブジェクト指向の多言語(C++,JAVAなど)をやったことある人にとっては、解説が丁寧すぎて冗長に感じてしまうことと思います。
ということで、この本に向いている人は、C、BASICなどのプログラムをほんのちょっとだけやったことある人で、C#にこれからチャレンジする人向けといえます。
文法系の本のいい所は、文法をきちんと理解するので、自分でプログラムを書く場合のみならず、人のプログラムをきちんと(文法としては)理解できることです。
やってみよう系の本だと、本のサンプルと同様の実用性のないプログラムは書けても、人が書いたプログラムはチンプンカンプンです。
文法をきちんとやっておけば、ネット上に転がっているサンプルプログラムをMSDN(ヘルプファイル)を参考にしながらですが、自分で考えていく力がつきます。
以上のように文法系の本です。
私のようなVC++挫折者(←C++の知識も中途半端)にも、丁寧な解説によって、C#を一から理解させてくれる良本といえます。
よって、この本を買ったことに全体的には満足しています。
しかし欠点をあげると、丁寧な説明はいいのですが、文章でダラダラ説明という箇所が多いです。
後から辞書的に使った場合は、その文章をもう一度読まないといけないという苦痛があります。
もっと図表を多様して、視覚的に分かり易い本であれば更によかった思います。