実践本というよりも、「意識強化本」だな。
たとえばCOCOMO。見積手法としてはステップ換算とFP法と言ったプログラムベースのものしか知らず、SEとして重要なヒト・期間・カネ管理の考えがなってないなぁ、と。考えがなければ理論を勉強する気にもなれないしね。 相手を説得する際に「数字が有効」という意識は持っているけど、そこから一歩進んで「数学」を使うというのはちょっと疑問。共通言語になりうるのか、という点が。「待ち行列」という単語はよく使っても、「待ち行列理論」を理解しているヒトは少ないと思うので、「こうなるものなんです」では相手の理解を得られないんじゃないかなぁって。
ピーターの法則は有効だ。意識はすべき。
難しい話もあったけど……
「SEに数学なんて必要なの?」というギモンから始まり、
「処理速度」のようなSEっぽい話題から、
「コミュニケーションの難しさ」のように一般的な話題まで、
とても読みやすく書いてありました。イラストもけっこう好きです。
ちょっと難しい話(私だけ?)が入っていたのと、
問題集のような続編を期待して、★は4つにしときます!