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おっぱいバレー (Linda BOOKS)

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おっぱいバレー (Linda BOOKS)の商品レビュー

2.0 ばっかだよなぁ。
 書店に平積みされた時のインパクトは素晴らしい。
 胸にバレーボールを入れた5人組の姿と、帯だけで充分手に取るだけの訴求力がある。

 ……で、図書館で借りてみたが……
 ばっか(馬鹿)やよなぁ。やる気のないバレーボール部員の前に現れた周りの同級生とは違う「胸のある」大人の先生。胸を見せて貰うという賭けで必死にバレーボールの練習に励むようになり……

 中学生の男ってこれくらい馬鹿やけどね……まぁ、なんというかストーリーの繋ぎ方もエンディングもそれにもましてばっからしい(いや、褒めてるのよ。ホントに)。
 読みやすいし、映像にもしやすいとは思います。

 でも、個人的にはそういった楽しさよりもアラの目立つ作品やなぁと思うので高評価はできないです。遊ぶなら、徹底的に遊んでアラを無くしてくれないと。
4.0 おしい
神社での格闘シーンや新人戦の試合場面はすごいグルーブ感が
あって、ページをめくる手が止まりませんでした。

また、バレーボールという競技の魅力も、中学生の視点を通して
分かりやすく伝えられており、このままラストまで突っ走れば
スラムダンクのような青春モノの傑作になり得るのではないかと
思いました。

・・・が、群像劇に必須の各キャラクターの書き込みが致命的に少なく、
全ての思いが結実していくべき最後の試合の場面で、主人公以外の
登場人物が単なるA、Bになってしまいました。

カッコ悪さと賢さが同居する主人公の育夫が見せる、一瞬の熱さが
魅力十分だっただけに残念でした。
4.0 「おー、ぱい!」
単純に、男の子ってばかだなあ、と思いました
そして、そのばかさこそが、愛すべきものだと思います

最近見た「男子」という、梅佳代さんの写真集がとてもよかったのと同じで、
おどけていて、すけべで、でも素直な、男の子ならではの世界を感じます

忙しく立ち回るサラリーマンの方々に読んでもらって、
おもしろいいたずらを思いついたときのこどもみたいな、
わくわくした気分になってもらいたいです
5.0 “中学生”って中途半端な存在はまだまだ開拓されてなくて新鮮
 シリコンおっぱいとかシリコンバレーってのは聞くけど、バレーとおっぱいをくっ付けちゃうとはなぁ!
 この本サイコー!一気に読むのが勿体なくて、就寝前の読書タイム、三夜に分けて読んだもん。まぁ、最後のオチの付け方どうするんだろうってのが中盤以降の読み方で、そのおいしいとこを三夜目に残したわけだけど、まぁオチ自体はちょっと不満が残る。ってのは、コレ、物語自体は典型的な青春小説のフォーマットなのよ。高村光太郎の「道程」ネタなんて古典的な青春モノへのリスペクトなんだろうし、女教師←主人公男子←女生徒の片思い関係とかも定番(横道だけど「エースの城」って小ネタには笑った)。そんな、ある意味予定調和な青春小説に「おっぱい」を投入したことがサプライズなんであって、それ以上のサプライズは無い訳だから、おっぱい投入の帰結としてのオチってのはオマケでしかないんだけどね。まぁ、このオチない話、むりくりオチのくすぶった不完全燃焼感は続編「おっぱいバレー・リターンズ」に期待したい。出来れば、リローテッド、レボリューションズって、ずっとずっと読んでいたい。ここ数年、姫野カオルコ「ツ、イ、ラ、ク」とか、原武史「滝山コミューン一九七四」とか、“小学生の発見”ってのがあった訳だけど、“中学生”って中途半端な存在は、文学的にまだまだ開拓されてなくて新鮮である。この小説は紛れもなく稲中ラインだけど、いまの中学生ってほんとこんな感じなのかねぇ?著者は1972年生まれなんだけど、一応、この小説の舞台設定って現代なんだよね。もし、いまでも中学生ってこんな感じなんだったら日本の未来はまだまだ明るいけどな。「だったらつべこべ考えず、私のおっぱいを見るために頑張りなさい!!」ってゆー寺嶋先生こそは、まだアソコよりもおっぱいってゆー中学生の想像力の産物だし、その想像力って大人の忘れてきてしまった可能性なんだよね。
5.0 チンチン電車

身の丈にあった文体が青春を演出するように、
身体の中のある物体も、青春を演出する。
ホームドラマの再放送を観ているようでした。
帰るべきホームは、胸を膨らませて待っている。
彼らの標的は、バストじゃなくて、ハートなのかもしれない。

ひとつ気になったが、はたして、
「もてるバカ」と「もてない天才」はどちらがモテるのだろうか?

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