実戦的だと思います。
高井伸夫弁護士の「3分以内に話をまとめなさい」という本を読み、実際に練習することの必要性を知ると共に、もっと話し方のテクニックを学びたいと思って本書を読んだ。 ワンレッスン見開き2ページで非常に読みやすい。マンガ風の絵も豊富で、話しているときをイメージしながら読める。また、いい例、悪い例があげられるなど具体例も豊富で、具体例を添削するようなかたちで、コメントが入っている。そのコメントも分かりやすくまとめられているので、文字だらけの細かい本が嫌いな人にも向いていると思う。
話し方について理論的・体系的に頭で理解したうえでトレーニングに入るので、今までうまくいかなかったことがある人はここは勇気を出して果敢に本書にチャレンジしてみるのもよいかもしれません。
著者は財務省等の官庁でも研修実績がある方なので、信頼性もばっちりです。付属のCDを聞けば、著者の話し方セミナーの舞台裏も知ることができます。
また、中島孝志さんの「仕事の常識完璧マニュアル―知らないではすまされない」の中でも、著者の本が参考文献として取り上げられています。
巻末の「話し方のチェックシート」で現状を把握し、本書を読んだ後、いかに自分が(たとえ少しでも)上達したかを知り、その効果の大きさに自信をつけることができるかと思います。
本書を読めば、不安が解消されるので、「本番」で頭が真っ白になるという事態はありえないと思います。
本書で形式面について学ぶとともに、内容面について一番最初に挙げた「3分以内に話をまとめなさい」(高井伸夫・著)をあわせて読めば、ばっちりだと思います。