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この本をやれば本当に力がつきます。これを一通りやって問題集で練習すれば遺伝は得意な分野になると思います。本の中身ですが最初に基本的かつ理解していなければならないしくみ、語句、記号がたくさんのイラストと非常にわかりやすい言葉で解説されています。淡々としたものではなく大堀先生の口調がそのまま本になった感じで厳しいながらも楽しくすすめられると思います。章の最後には突破試験があり最初は少し難しく感じますが解説を読めばすんなり吸収できます。ほんっとうにいい本なのでやってみる価値は十分あります。時間もそんなかからないと思います。
大学受験の生物の遺伝の入門書としては、駿台の大森徹先生の遺伝の本か、本書が双璧であろう。 旧課程の頃の『大学入試生物(遺伝編)が面白いほどわかる本』は若干解説不足が否めない箇所があったので、実際遺伝が全くわからない人には、この本では辛かった。だが、新出題傾向版になってからは解説不足の箇所は一新され、確実にわかりやすくなっている。 唯一残念なのは、暗記していなくても、その場で考えれば良い些末な事柄まで「暗記しろ!」と強調して書いている点。例えば、細かな分離比が絡む問題。もちろん、分離比それ自体は暗記しても害になる事は無い。だが、それを丸暗記してしまうと引っ掛け問題で足を救われる。つまり、本書は「遺伝の知識を用いて問題の背景をつなげる」という事よりも「遺伝アレルギーを払拭する」という点に重きがおかれているのだ。しかし、大堀先生の「とにかく遺伝をわかりやすく伝えたい」という点には、とても好感が持てる。 大森徹先生の遺伝の本と比べると、どちらかといえば本書の方がより苦手な人向けかも知れない。