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農!黄金のスモールビジネス

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農!黄金のスモールビジネスの商品レビュー

2.0 ブドウの木には世の中あるいは人生の縮図が!
この本を読む前に自分でも気になっていた事が、スモールライフ。
「スローライフ」が流行った時は、どうにもその実践者たちのポリシー先行というか、続かないだろうというや湯女気持ちがあったので、ついて行けなかったのだが、スモールライフなら、その肩肘張らないという自然さにとても魅力を感じる。
と思っていたところに目にとまった本がこれ。「スモールビジネス」というらしい。
GDPを小さくして、しかし文化水準を落とさず、ということが基本らしい。まったくそのとおり。文化水準を落としてまで地球に優しくする人は何人いるだろうかというのが、前述のスローライフ拒否反応だからです。

そして、読んで新たに発見したことが一つ。
ブドウの木には世の中あるいは人生の縮図があるらしい!
弱肉強食もさることながら、用を終えたものは退場するという規律?
読み終わったあと、つくづく考えさせられるのでした。
4.0 ちょっと突飛すぎるかも
 前作を読んでいる人には、解りやすいかもしれません。この考え方についていけるでしょう。でも、この本をいきなり読むと理解しづらい部分もあると思います。
筆者の考え方は、非常に面白く、参考になります。農業に新しい視点が必要なのは、理解できます。ただ、やはり少し突飛過ぎる部分もあると思います。必ずしもこのとおりをやって、農業への転職がうまくいくとは思えません。やはり、それぞれが工夫をしながら試行錯誤を繰り返すことが必要なんだろうと思います。
農業をやってみたい人は、参考までに目を通してみるのもいいと思います。
5.0 農!の魅力がわかりやすく書かれている。
まずこの本が対象としている読者はサラリーマンであり、
会社に使われて自分の時間が持てない生活に嫌気がさしたとき、
「ゆっくり夕日を眺めて暮らしたい!」と感じたら読んでほしい。
今まで会社員として身につけたノウハウを活かすことによって、
土着の農業人とは違った発想と視点で、新しい農の姿が見えてくる。
この新しい視点が、旧来からの農と接点を持ちながら育つときに、
誰にも支配されず、自由な裁量で楽しめる生き方が出来ると言う。

〈20世紀の価値観〉 → 〈21世紀の価値観〉
○朝から晩まで働く  →  ゆとりを持って働く
○高額消費こそ美徳  →  物を大切にする
○時間を犠牲に金儲け →  時間こそ大切に
○何でも上昇志向   →  身の丈のものを大切に
○大量生産が良い   →  少量生産に価値あり
○マス・マーケット  →  ニッチ(個性)優先
○企業対市場の関係  →  個人対個人の関係
○広告によるアピール →  交流によるアピール
○低価格販売を目指す →  高付加価値交流を目指す
○空気・水はタダ同然 →  自然環境は自分で管理  

こうして彼の主張を見ていると、自然農にとても近い。
と言うか、僕が思う「生き方としての自然農」と同じなのです。
それを起業として捉えているところに、彼の面白さがあります。
僕のような、なるべくお金を離れて暮らしたいと考えるのとは違い、
悠々自適な楽しい農生活を提唱する彼のビジネスモデルなら、
現代の多くの人に、すみやかに受け入れられるように思われます。
この本を手掛かりに、サラリーマンを辞めてもいいかも知れません。

さらにこれから脱サラをしたり、第二の人生を模索している人にも、
この本は、実践的に何をすればいいかがわかりやすく書いてある。
◎なぜ「米農家」にはならないか。◎JAとの付き合い方。
◎自給3000円以下の仕事はしない。◎農業はサービス業。等々、
これらはすべて、サラリーマン時代に養った業務管理から見ている。
なるほど、農業を業務としてみれば、ムリ、ムラ、ムダは多いのです。
それを管理するだけで、快適田園ライフが楽しめるというわけです。
5.0 農の可能性を示す快作
農で成功するという事がどういう事なのか。それが単に収入や規模だけでない、生活のQOLとして明確に打ち出されていて(時間給計算など)、共感しました。
またそれ以上に、夫婦で共有し設定された目標が、経営や農学という科学に媒介されて実現していく事例が多く示されていて、臨場感のあるルポになっているように思います。
農業を夢見る自分に足りないものをたくさん教えてくれて、本当に助かりました。
また、このような謂わばハイテク精密経営も、一方で減農薬の研究や来園者への気遣いに裏打ちされており、著者の思いの深さも覗えます。農の成功は地域という偶然の要素もあるが、結局人間の意志による営みなんだと感じました。
4.0 農業にも企業活動の視点が必要
 脱サラして果樹園を経営する著者がビジネスとしての農業の可能性を経験を交えながら語る。
 農業法人設立が認められる等大規模農業への転換が政府主導で求められつつある中、著者の主張はスモールビジネスでの展開。成功者の少数意見と受け止められるかもしれないが、経験、数値に裏打ちされた著者の主張にはそれなりの説得力あり。著者のような農家ばかりになるのも困るが、通常の企業活動の視点を農業に導入すればスモールビジネスでもしっかりと生き残れることがよく分かる。

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