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もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品 (ABCアート・ビギナーズ・コレクション)の商品レビュー ポップアートの魁 シュルレアリスムにも通ずる伊藤若冲の画業
伊藤若冲の絵画が近年富みに注目を浴びています。従来の日本絵画史の観点から見れば異端に属する画風ですが、現代的な視点からその画風を評価すれば、同じく異端であったヒエロニムス・ボスにもつながる天才イラストレーターの先駆のようでもあります。 神を超えた?
10年位前だったか、朝起きた時(まだボーっとしてる状態)に、テレビをつけると、鳥の絵がババーン!っと映り、「江戸時代・・・」とナレーションが聞こえてきた。その時、少し寝ぼけていたので、誰が書いたとかそういう肝心なことが分からず時は過ぎ、最近、ブームとかで、ようやくこれが江戸時代の画家「伊藤若冲」だと分かった。分かったとなれば、さっそく購入。若冲についていろいろ本があったが、この本は値段も手ごろで、若冲の初期の作品から晩年の作品まで実にうまく焦点を当てて紹介してくれています。これで1600円は安すぎる!!すばらしい!! プライスさんを貶める本ではないように見受けますが……。
この本にはプライスさん所有の升目描き作品をめぐって、真贋を論じた部分が出てきます。プライスさん所有の升目描き作品は模倣作である、というのが佐藤さんの主張のようです。ただし、佐藤さんは真贋を純粋に論じているのであって、プライスさんご本人を貶める意図があって書いているわけではないように思います。プライスさんは若冲の評価が低い頃から熱心に収集し、コレクションを自費で日本に送って公開したり、展覧会図録を大量に買い上げたりと、さまざまな貢献をしてくださったと聞いています。自国の美術品が海外に流出するのはさみしい話ではありますが、貴重な美術品を流出させてしまった、日本人自身の貧しい審美眼を恥じることも大切ではないでしょうか。 見識に感銘
かねがね「コレクター」なるものの胡散臭さには辟易していましたが、実はそれ以上に、コレクターを持ち上げる美術界の人たちに疑問を感じておりました。佐藤氏の見識は、その点についての疑義を浮き彫りにしており、これこそが美術批評というものの本義であろうと感服しております。 江戸時代に描かれたファミコン画
先日、東京国立博物館での「若冲と江戸絵画展」に 本の最新売り上げランキング - トップ10
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