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塾講師です。毎年、模擬問題作成などのため、購入しています。 前半160ページに小さい字で、細かくたくさん各国のデータが載っています。 農作物・鉱工業のデータや人口、交通などの数値がたくさん載っており、 探したいものがほとんど探せます。 大学時代、FAO STATなどでいちいち調べていた細かい個々の農産物統計 などまであり、便利です。 一部を除けば比較的最新のデータが多く、地理的な学習、仕事に携わる人は 辞書代わりに持っていて損はないと思います。 後半300ページは各国別の要覧があり、略史や現況、データがかなり詳しく 書かれています。 私は、卒業論文でラオスの出稼ぎ研究を行い、現地調査も行ったのですが、 ラオスについてみてみると、民族割合などのほか、 開放・刷新路線の提唱、水力発電の輸出、メコン河流域開発計画 (国際橋の開通などの最新の話はなかったが)の話などまで 書かれており、そこまで?というほどの充実ぶりです。 例えばミャンマーなどを見ても、ちゃんと長井健司さんの名も登場します。 地図や統計を読むだけで愉しい、という人はそういう楽しみに 応えてくれる資料です。 以下がいまいちな点だと感じました。 ■相変わらず、使いたいデータを探すのに時間がかかります。各テーマごと、 最初のページに目次みたいなものをつけていただきたいです。 ■これだけ細かいデータがあるのに、農牧業生産額や、鉱工業出荷額のような ものが見当たりません。(アメリカの州ごとなどはあるのですが) ■前半は本当にデータだけです。また、推移などのデータは弱いです。 ■最後の申し訳程度のカラー刷り「バイオエタノールについて考える」は… グラフ+事実の羅列で、工夫ゼロ、考えてないお役所仕事。 ■ラオスの通貨単位が統計では「キープ」、要覧では「キップ」となるなど、 少しまとまりのなさがあります。 (これだけたくさんデータを載せれば仕方ないですが) まあ、…世界国勢図会と合わせると無敵かな、と思います。