現場を踏まえたノウハウ公開
実際のコールセンター・ヘルプデスクの運営にまつわる具体的で「生々しい」情報がコンパクトにまとまった大変素晴らしい良書だと思う。 IT業界用語?でいうところのCRMの切り口でCTIのシステムやデータ分析ためのデータベースシステムの解説であったりといった本が大変多いがそういったものとは明らかに一線を画している。
CTIのシステム選定の目的で読んだが、コールセンターの運営のおもしろさ、難しさというこうとが分かり、おもしろい読書になった。
現場の気持ちがわかっているコールセンター本
ヘルプデスクのスーパバイザを長年経験してきているが、おそらく多くのコールセンターやヘルプデスクで共通している問題への解決策や運営のあり方などを、非常に的確に記述している本であると思う。さすがは、Helpdesk Institute の日本支部の設立やコールセンター要員トレーニングコース開発などに関わっている日本能率協会の著作だけある。 昨今、CRMと称しソフトやシステムを売り込むのが前提で、営業やコールセンターなど現場の気持ちがわからない、現場の問題解決を第一としないコンサルティングが跋扈しているが、CRM関連のコンサルタントには是非一読していただきたい本である。