|
商品の情報
シスコの真実―シリコンバレー「超」優良企業の光と影の商品レビュー 真実って何?
読み終わってまず「結局シスコの真実とは何だったのか」がわからなかった.たしかに原題はCisco Unauthorizedだから,シスコの秘密をあばく本ではないのだが... トップ自らのシスコ教布教がシスコ急成長の原動力であることは間違いないし,文中CEOのジョン・チェンバースの,「顧客を大切してきたこと,社員のがんばり,そしてライバルたちの失敗」もその通りだろうが,決してそれが全てではないだろう.著者はシスコの技術者のレベルを軽く見ているようだが,標準化活動を通して自社技術を普及させてしまう手法(最近は煙たがられているようだが)や,他社とはまったく次元が異なると言われているイントラネットでの情報共有技術など,もっと触れて欲しかったことがいっぱいある. とはいうものの,読み物としては非常に楽しく読ませていただいた.ルーセント,ノーテル,ジュニパー,レッドバックなどライバルたちとの攻防は,ハイテク業界の戦国絵巻さながらである.「顧客の話をきくことが我々の研究開発だ」という言葉も非常に新鮮だった.シスコという会社を詳しく知りたい人には物足りないだろうが,ハイテク業界物語として読めば楽しめるはずだ. 本の最新売り上げランキング - トップ10
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||