老舗は一味違う
プロのコーチ達が書いているのですが、本当にリアルな事例で、どんどん引き込まれていく感じ。あっという間に読みきりました。コーチングとは?活性化させる方法とは?読み込むたびに、じわじわと吸収できた気がします。直ぐに使える内容もあり、参考になります。
最近、いろいろなコーチング本が出ていますが、やはり、コーチングの老舗の会社のスタッフが書いているものは一味違うと思いました。表面的ではなく、深さが違う!
社内のコミュニケーション活性のために
会社内のコミュニケーションをどうやって活性化させていくか。
そんなヒントが27本掲載されている。
日本で唯一というコーチングファームでの事例集。
それぞれ、現場で何が起こっているかそしてその対処法を示し。さらに、解説を加えている。
特殊な例にならないような配慮が感じられ、多くの会社で起こっている問題に対処できるのではないかと思う。個人的には最終項の、上司がコーチに変身するために腕時計をいつもと逆の手につける。なんてのは使えそうだなと思った。
こんな内容が全編に盛り込まれている。
なぜ、だれも私の言うことを聞かないのか?
たかが「上司」されど「上司」、と思います。企業で働く人は、例外なく上司がいます。例外なくすべての人は上司の影響を受けています。上司は、大きな影響力を持っている存在です。上司しだいで働きやすくもなり、働きにくくなります。コーチングの第一人者の鈴木義幸氏とコーチAのコンサルタント仲間の共著である「なぜ、だれも私の言うことを聞かないのか?」が出版されました。副題は、「できる上司になるためのコーチング」です。
本の中で描かれているコーチングの実例は、臨よう感があり参考になります。他の職場も同じような問題・課題を抱えているんだなぁー、となぜか、ほっとします。
上司は、部下に指示・命令をするのではなく、効果的な質問をすることが結果を出す、目標を達成する「早道」という実感が私自身にあります。部下が、自分で考え、選択し、行動するように指導、育成することが現代の上司に務めであることを認識することが、上司一人ひとりに求められています。
実際、私自身が、職場で11人の仲間(部下)と一緒に共同作業をしていると、コーチング・スキルが役に立つという実感があります。ただ、時間はかかります。時間という貴重な資源を長期間に渡って投資する覚悟が不可欠です。スピードが何事においても要求される時代に、時間をかけることは忍耐力が欠かせませんね。
部下に求めるだけでなく、上司自身が「自ら考え、選び、行動する人」になることが肝要であり、理想に近づこうとする姿を部下に見てもらうことを大切ではないでしょうか。上司の存在そのものが、「良き見本」であることが望ましいです。
最後に、上司は、部下の一人ひとりに対して深い関心・興味を持つことが大事です。そして、部下の成長にコミットすること(諦めない)。そうすることによって、部下の一人ひとりも上司に対して、関心をもってくれるし、上司の成長を助けてくれる、と確信しています。実感もあります。コーチング・スキルは、一生磨き続けるものです。共に、学びあい、共に成長しましょう。