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トヨタの闇

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トヨタの闇の商品レビュー

5.0 絶望感と虚無感。
多くの方が書いているように、また、大企業で働いた人なら感じるであろう、
「大企業なら、こんなことはどこでも普通にあることだ」という感覚を
多くの人が持っていること自体にまず絶望感と虚無感を感じる。
少なくとも、広告費でマスコミを操っているという尋常ではない
自体については、それはおかしいだろうと気づいてほしい。
また、海外で日本の恥さらしをするくらいなら、海外に進出するな
と言いたい。
確かに、企業が大きくなればなるほど、このような家族を犠牲に
するような風潮は生まれるだろう。
しかし、私自身家族として被害にあった。家族をおろそかにして、
お金だけ運んでくる父親は尊敬に値しない。尊敬したことなど
一度もない。
仕事してくれてありがとうなど思ったこともないし、
その会社を良いところなどと思ったこともない。
そして、私自身社会人となり、パワハラでうつ状態になり、
やめざるを得なくなった今となっては、
人を駒のように扱うところなど、百害あって一利なしだ。
このような本が普通に多く出版可能となる日が早く来ることを望む。
5.0 トヨタの真の価値がもうすぐ分かる
トヨタの闇というのは、実はトヨタだけに限らず日本の多くの企業に内在する問題だと思いました。トヨタの全部を否定はしませんが、良くない部分、尊敬できない部分はたくさんありますし、本書を読んでもそう感じます。
ここに書かれているような人間を機械や部品と同等に扱う事(ジャストインタイムが顕著ですね)が、結果としてしっぺ返しとして、昨年のトヨタ・ショック(2兆円超の黒字から赤字への転落)に直結したのだと思います。
トヨタの車は性能が良い(実際に元ユーザーですし、レンタカーにしょっちゅう乗る実感です)のですが、その車がどんな形でできているのか、生産している人達がどんな気持ちで、どんな顔で作っているのか。30台の方の自殺やデンソーからの出向社員の話などを読むとかなり重苦しくなります。せっかく、昨日、環境に良いプリウスに乗ったばかりでしたが、なんだか悲しい気分になりました。
そして今、トヨタが人間を機械・部品として扱っていた事が、恐らく08年度決算、09年度で明らかになるように思います。利益の追求が結果として、従業員の幸福にも繋がらない会社であれば、誰も尊敬されなくなると思います。
良い車を作れる会社なのですから、その努力の一部を従業員らに還元してあげればいいのにと思いました。
4.0 マスコミすら操作できる恐ろしさ
トヨタを持ち上げるような本はたくさん出版されている中、どんな企業でも持っているであろう裏の話は全く伝わってこない点に違和感を持っていたが、本書で謎が解けた。

金のあるガリバー企業では広告費を餌にマスコミさえ操作できてしまうといった現実には恐ろしいものがあるという点が最も印象に残った。
ただ、サービス残業等の実態は日本の企業ならどこでも少なからず抱えているため、格別驚くことではないような気がする。
5.0 よくぞ出た☆
今まで私はトヨタに関してどこか腑に落ちない点がありました。それが、この本を読んだことでスッキリしました。 他の自動車会社が少なからずリコールを提出してるのにトヨタはそういった問題が全くない、余程しっかりした会社なのだ…いやいや、実はそんな事は決してない。むしろ三菱より多いという真実。その他、もろもろの内容がこの本には載っています。

私がこの本を読んで言えることは、「トヨタの生産方式は普通の企業では全く使えない」という事です。「かんばん方式」なるものはトヨタだから成功したこと。ものを作る以上、必ず不良品は出ます。不良品の対処をしていれば、かんばん方式では明らかに遅れが生じるのです。多大な広告費で口止めできるトヨタだからできたこと。恥ずかしながら、改めて痛感しました。 本の内容から逸れてしまいますがトヨタでは、「二番煎じを惜しまない」と公言までしています(CMまでも他社と似ている)が、それもトヨタだからできること。普通の会社がやったらどうなるかは言わなくとも理解頂けるでしょう。 深刻な金融危機に翻弄されつつある現在、問題山積み、不良品・模倣品ばかりの企業がいつまでもトップでいられる訳がありません。今年度の収益率から見ても時間の問題です。

今後、ホンダや特に最近、勢いを盛り返そうとしている日産に抜かれる日も遠くはないでしょう。
2.0 トヨタの闇は本書で伝わりきるのか!?
読後の感想として、純粋に感じたのは「言うほどヒドくないかな」ということだ。
大企業といわれるところであれば、多かれ少なかれ同じようなことがおきていると
思ってしまうのは私の感覚が麻痺しているのだろうか。

また本書の批判は基本まっとうだと思うのだが、一部違和感を感じるところもある。
例えば、年収の比較をトヨタと他の外資金融とか総合商社とか比較して、報酬が低い
と言うが、メーカーとそれ以外を比較しても利益構造がそもそも異なるし、従業員数
も全然違っていて、むしろ一人当たりの利益額を考えれば当然なのではないだろうか。
また、リコール数についても、絶対数が自動車メーカーで最も多いというが、世界で一番の
生産台数であるから、その可能性は高く、むしろその割合が少ないことは褒められるべき
ことである。

上記のような点でデータの使い方が本書は下手であると感じる。
また上記のようなデータ以外のところの多くは、被害者の方のインタビューを掲載しており、
極めて一方的であるため、トヨタ本社側の言い分と水掛け論的であり、イマイチ説得力に
欠けてしまう感が否めない。

そういった意味で本書はやや迫力に欠ける物足りなさが残る内容だった。

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