名言はいろいろなことを考えるヒント
雑誌プレジデントに寄稿された社会の第一線で頑張る人たちの言葉を選りすぐりに名言としてまとめられた本書は、その本の大きさといい、内容といい、ビジネスあるいは人生のバイブルとして役立つものではと思えます。『チャンスは強いられて与えられるものではなく、不安な心を抱きつつ奪い取るものだ(関本忠弘・NEC相談役)』『やる気がない時期は、今までと違う自分を見つけるチャンスだ(菊入みゆき・JTBモチベーションズ)』
『自分の子供を一人前にしたいと思うなら、人生の何割かは子供にエネルギーを注ぐべきである。(堀場雅夫・堀場製作所会長)』
名言ってダイレクトに物事を説明するのではなく、そのひとことから本人にとっていろいろな考えを起こさせるヒントであって、そこからその言葉を受けた人が、いかに考え抜いて自分の言葉・糧にできるかというところですよね。
この頃、この手の「名言集」的な派手ではないものの、じわりと人間の内部から訴えかけるようなものと、いわゆる小説風ビジネス書が流行っているように思われます。日本全体的に元気がない中で、なんとか明るい一本の道筋を求めているようにも思えます。元気のない今こそ、いろいろなことを考えて、新たな私たちの世界を作っていきたいですね。