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ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

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ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代の商品レビュー

4.0 なるほど〜
ネットの出現による仕事のオートメーション化、途上国の発展によるビジネスのアウトソース化、情報・モノに溢れた世界。
これからの社会で生き残っていくには、どのようなマインドを持って日常を過ごして行くべきなのかを非常に考えさせられる本です。

今まで⇒左脳型重視 これから⇒右脳型重視

柔軟にものを考えられる脳を持つ人間だからこそできる仕事。
『全体をデザイン』することの重要さ。
様々な事例や筆者の体験談を通し、とても分かりやすく纏められていると思います。是非オススメの1冊です。
5.0 論理的思考だけでは,すでに「時代遅れ」になっているという事実を,この本によってはっりと認識させられた。
 時代が「工業の時代」→「情報の時代」→「コンセプトの時代」へと変化している現在の状況を非常にわかりやすく説明してくれている。「コンセプトの時代」とは,「創造する人,他人と共感できる人」が最も必要される時代ということだ。これまでの「情報の時代」では,論理的思考こそが重要な能力であった。いわゆる「左脳的思考」と言われるもので,物事を正確に記憶し,判断する能力である。しかし,これからは「右脳的思考」を取り入れ,「デザイン」「物語」「全体の調和」「共感」「遊び心」「生きがい」の「六つの感性」を磨いていかなければならないと著者は指摘している。その理由は,第一に社会が成熟して生活が豊かになったこと,そして第二に左脳的な論理的思考は,これから先コンピュータや中国やインドなどの安い賃金で労働する新興国の人々に徐々に代行されていくことだ。先進国に住む私たち日本人にとって,何を「ウリ」にすべきかという点では,高い技術力だけでは駄目で,他の国の人々が考えないような創造的なことをしていかなければ,生きていくことができなくなると警告している。著者の意見に私も非常に共感した。
 また,この本は安易に右脳的思考を提唱しているだけの本ではない。むしろ,「右脳的思考」というのは読者への理解を助けるための理屈であって,著者が述べたいことは,上述の「六つの感性」そのものなのである。そして,著者は左脳的思考を否定しているわけではなく,左脳的思考だけでは「足りない」と述べているのである。だから,むしろ左脳的思考というのは今では必要最低限のものでしかないということなのだ。
 これまでの私は,左脳的思考こそ重要と考えていた。物事を論理的に理解し,考えることこそ,客観的に社会を評価できると考えていた。しかし,この本にあったように「人は物語から学ぶ」という話を読んで,確かにその通りだと納得した。また,人と「共感することの重要性」というものもこの本から学んだ。右脳的思考というのは,まさに「人間らしさ」とでも言えるもので,成熟社会に生きる私たちにとっては,そういう「人間らしさ」や「創造性」など,非言語的な能力こそが必要とされているということなのだろう。簡単に言えば,理系であるからといって,安泰ではないということ。むしろ,理系こそその技術を他の新興国に奪われる危険があるということをしっかりと認識しておかなければならない。そして,これからの日本を生きていくためには,論理的思考だけでは,すでに「時代遅れ」になっているという事実を,この本によってはっりと認識させられた。
3.0 国家の品格でも読んだのかな?
常に日本人に対して危機感を煽る大前様が認めた書です。この本は大前研一が、これからの日本人にとって大切であると考え訳したそうである。
次の項目の質問に応えて欲しい。
@この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
Aこの仕事は、コンピューターならもっと早くやれるだろうか?
B仕事が提供しているモノは、この豊かな時代の中でも需要があるだろうか?
この質問で@、Aがイエス、Bがノーなら読むことを考えても良いと思う。
今までの大前著は論理的思考の重要性と、方法を説いた本が多い印象を持っていたが、この論理的思考よりも、斬新なアイディアを生み出すことや、1本の木ではなく森を見ろといった全体を見渡す能力を司る右脳の開発に着眼している。
以下の6つのセンスの重要性と、磨き方に触れている。
それはデザイン、物語、調和、共感、遊び、生き甲斐である。
現在理系の学生である私からみて、本当に就職活動の時にこの右脳の発想力などが評価されるかは疑問を抱いた。スポーツでもそうだが、全ての能力が平均的な選手よりもなにか一つの事に対して突出している人は、重要視されるからである。現にマッキンゼーの採用方式でも一つ突出していることを評価するからである。自分の専門分野を磨いた人が次のステップに進むために見るのは薦めるが、全てが中途半端である人には薦める本ではないと思った。
5.0 第四の波。
翻訳した大前さんは、当初「第四の波」という題名を考えたそうです。アルビン・トフラーが著した情報化時代=第三の波の次が、この本の内容でもあるコンセプチュアルの時代=第四の波ということです。一読して感じましたのは、この本に書かれていることは決して最近になって重要になった事柄ではなく、以前から重要視されてきたもので、さらに必要性を増した事柄だということです。ですから、お読みになればそれほど目新しい話が並べられていることはないと思います。何がこれまでと違うかというと、この本自体が「ハイ・タッチ」な作りがされていることだと思います。右脳、左脳の話題から出発し、途上国の労働賃金との競争に晒されているビジネスマンの立場を明らかにし、右脳タイプ、すなわち「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」な能力が重要になっていることが示されます。そして、ハイ・コンセプト/ハイ・タッチの能力を増すための6つの感性が紹介されます。1.機能でなく「デザイン」2.議論よりは「物語」3.個別よりも「全体の調和」4.論理ではなく「共感」5.まじめだけでなく「遊び心」6.モノよりも「生きがい」 日本で作られている製品はすでにこういった視点で生み出されているものも数多く見受けられると思いますが、そうでないものもたくさんあります。付加価値と呼んでいるものに近いでしょうか。この本が役に立つのは、そういったことに具体性と指針を与えたことにあると思います。漠然とした付加価値に、根拠を与えることが為されたのではないかと思います。それによって、ハイ・コンセプトの重要性をより標準的な価値観として成り立たせることができるのだと思います。ただしこれは、所得がある程度高い人を対象にした話であると思います。先進国で良い暮らしをしてゆくための給料をもらうにはどんな能力が必要か?という問いへの回答、と前書きで大前さんも示されています。
5.0 オーディオ・ブック版も購入可能です
グローバリゼーションの時代に遷り、価値を生み出す仕事が変わってきた。
左脳型業務の殆どが高性能なPCに取って代わられ、かつて人間依存型であった労働もロボットによるオートメーションの中にある。

そんな時代に我々は仕事における付加価値(=利益)を生み出していくのか?この本はそんな問いに一つの解を示している。

著者のダニエル・ピンクはスピーチの名手として知られ、オーディオブックなどで購入が可能である。かなり面白いのでお勧めです。

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