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商品の情報
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代の商品レビュー なるほど〜
ネットの出現による仕事のオートメーション化、途上国の発展によるビジネスのアウトソース化、情報・モノに溢れた世界。 論理的思考だけでは,すでに「時代遅れ」になっているという事実を,この本によってはっりと認識させられた。
時代が「工業の時代」→「情報の時代」→「コンセプトの時代」へと変化している現在の状況を非常にわかりやすく説明してくれている。「コンセプトの時代」とは,「創造する人,他人と共感できる人」が最も必要される時代ということだ。これまでの「情報の時代」では,論理的思考こそが重要な能力であった。いわゆる「左脳的思考」と言われるもので,物事を正確に記憶し,判断する能力である。しかし,これからは「右脳的思考」を取り入れ,「デザイン」「物語」「全体の調和」「共感」「遊び心」「生きがい」の「六つの感性」を磨いていかなければならないと著者は指摘している。その理由は,第一に社会が成熟して生活が豊かになったこと,そして第二に左脳的な論理的思考は,これから先コンピュータや中国やインドなどの安い賃金で労働する新興国の人々に徐々に代行されていくことだ。先進国に住む私たち日本人にとって,何を「ウリ」にすべきかという点では,高い技術力だけでは駄目で,他の国の人々が考えないような創造的なことをしていかなければ,生きていくことができなくなると警告している。著者の意見に私も非常に共感した。 国家の品格でも読んだのかな?
常に日本人に対して危機感を煽る大前様が認めた書です。この本は大前研一が、これからの日本人にとって大切であると考え訳したそうである。 第四の波。
翻訳した大前さんは、当初「第四の波」という題名を考えたそうです。アルビン・トフラーが著した情報化時代=第三の波の次が、この本の内容でもあるコンセプチュアルの時代=第四の波ということです。一読して感じましたのは、この本に書かれていることは決して最近になって重要になった事柄ではなく、以前から重要視されてきたもので、さらに必要性を増した事柄だということです。ですから、お読みになればそれほど目新しい話が並べられていることはないと思います。何がこれまでと違うかというと、この本自体が「ハイ・タッチ」な作りがされていることだと思います。右脳、左脳の話題から出発し、途上国の労働賃金との競争に晒されているビジネスマンの立場を明らかにし、右脳タイプ、すなわち「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」な能力が重要になっていることが示されます。そして、ハイ・コンセプト/ハイ・タッチの能力を増すための6つの感性が紹介されます。1.機能でなく「デザイン」2.議論よりは「物語」3.個別よりも「全体の調和」4.論理ではなく「共感」5.まじめだけでなく「遊び心」6.モノよりも「生きがい」 日本で作られている製品はすでにこういった視点で生み出されているものも数多く見受けられると思いますが、そうでないものもたくさんあります。付加価値と呼んでいるものに近いでしょうか。この本が役に立つのは、そういったことに具体性と指針を与えたことにあると思います。漠然とした付加価値に、根拠を与えることが為されたのではないかと思います。それによって、ハイ・コンセプトの重要性をより標準的な価値観として成り立たせることができるのだと思います。ただしこれは、所得がある程度高い人を対象にした話であると思います。先進国で良い暮らしをしてゆくための給料をもらうにはどんな能力が必要か?という問いへの回答、と前書きで大前さんも示されています。 オーディオ・ブック版も購入可能です
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