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「勝負強さ」を鍛える本

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「勝負強さ」を鍛える本の商品レビュー

4.0 失敗の大切さ
 失敗とは成功のためのプロセスであり結果ではないというのが結論です。(ちなみに成功もあくまでプロセスであり結果ではないと述べられています。)

 失敗とは学びの場であり成功には必須のものであると述べられています。

 学びには2種類あり1つは経験で、自分が過ちを犯すことにより得られるもの。もう1つは智恵で、これは人の過ちから学ぶことができると説かれています。そのため自分の失敗からだけでなく他人の失敗をも糧として自分の成功へとつなげることができると主張しています。

 内容は非常に良く前向きになれる1冊なのですが若干タイトルと相違があるように感じますので星マイナス1とさせていただきました。タイトルの言う「勝負強さ」とは「失敗に負けない、失敗を活かす強さ」のことだと思います。
4.0 失敗は成功のもと
 この本の中で一番多く取り上げられているのが、行動力について。すべての行動には失敗というリスクが伴う。しかし、すべてのリスクを回避しようとすると、何もできなくなってしまう。そこで行動するかどうかを決めるのが、行動力だ。
 失敗はすべて、経験値となる。やって失敗したときの後悔は一瞬だが、やらなかった時の後悔は一生。それをわかっていても、人はなかなか行動できない。たいてい引っかかっているものは、しょうもない人間関係。周りが変な目で見るのではないか、とか。しかしこの本に載っている人の体験を見てみよう。ある行動によって腕が一本なくなっても、これは良い経験だったと言っている。ここで重要なのは腕が無くなっていいか悪いかではない。腕が無くなっても、そこで自分にできる事を考え、ポジティヴに生きようとする姿勢だ。それもつまり行動力。
 過去に成功してる人の多くは、失敗、マイナスを栄養にする能力を持っている。この本を読めば、失敗に対するイメージが多少なりとも変わるのではないか。
4.0 ベーシックな自己啓発書
自己啓発本としては良書の部類に入ると思いますが、逆に言えばこれまで多く出版されているアメリカ的な思想の自己啓発本と比べて特に新しい考え方や斬新な視点も見られないように思います。
ですから自己啓発本を読みなれている、すでに多く読んでいる方にとっては特に新しい発見は無いかと思いますが、こういった類の本は、同じような内容でも「繰り返し、数多く」その思想に触れることにより一層心を鼓舞する力が増すと思いますので、興味を惹かれたなら一読を。

既に指摘されてる方がいますが、「勝負強さを鍛える」というタイトルは少し内容と違いますね。もっと根本的な、社会的動物である人間としての強さを身につけるための思考、思想書といった感じでしょうか?
5.0 恐怖心の克服に
人に言えない恐怖心。

「失敗の痛手」は「失敗への恐怖」へと発展する。そして・・・。中略・・・いつまでも恐れの感情をを克服できず、かえって、恐れを増大させてしまう。加えて、恐れを放置しておいた期間が長ければ長いほど、この悪循環を断つのは難しくなる。

そのとおりなのだ。また、

失敗によって受けた心の傷を克服するのに、経歴や才能はまったく関係ない。重要なのは、恐れを正視し、行動を起こすことだけだ。「行動力」を鍛えよう。そこから全てが始まる。

 私は10年以上スポーツで克服できない課題があり、いつの間にか分からないうちにそれが恐怖心となっていた。

ちょうどこのことが原因で怪我した時にこの本と出会い、なぜできないかを客観的に見ることができた。

その時大きなヒントを得たと感じる。

この後、その課題は全て解決できた。

キーワードはやはり「行動力」であり、それは「試合をコントロールできる」という勝負強さにもつながった。

そんな目からうろこの本。ぜひ。

3.0 タイトルと内容が合っていないのでは?
資格試験にむけて文字通り「勝負強さを鍛え」たくて購入しました。しかし誌面の殆どは「失敗から何を学ぶか」「失敗からいかに立ち直るか」という内容です。だから全くためにならないとは言いませんが、平凡な公務員生活を十四年送り、仕事面において華やかな成功もありませんが、人の記憶に残るような失敗もない(と自分は思っている)私には、参考になる箇所は少ないと感じました。逆に「失敗体験がなければ成功できないのか」と不安さえ、感じました。

とにかく誌面に「失敗」の二文字が繰り返し使われるこの本は、少なくとも何かの試験を目指している人には不向き。視覚から入ってくるものって案外インパクトが強いんですよ。

「勝負強さを鍛える」本なのでは?全編を通してやはり失敗体験がなければ成功できないと言わんばかりですが、それも差別だと思います。

 ちなみに「Turningu Misutakesu into Stepping Stones for Success」が原題。「勝負強さ」云々という言葉はどこにもなく、著者よりも訳した人に問題があると思います。時々原題と結構掛け離れた邦題をつける方がいますが、原作者に対して失礼です。小説ならともかく、ビジネス書なら尚更です。

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