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タイトルだけ見ると、インタビュー記事をまとめた安直本 かと思って読んだが、筆者なりに消化して、自分の表現 で書かれているので、読んでいておもしろかった。 例えば、 ワンセグ端末は売れているが、意外に見られていない。 ソフトバンクは、社長を含めて一般消費者の視点をもって いるのが強み。それは、ドコモやauと違って、研究開発部 門を持たないから。 クレジットではおサイフケータイは苦戦。複数の電子マネー を持つようになれば強くなるだろう。 2008年3月時点では、まだ古臭くなっていません。 多分、筆者はケータイが相当好きな人なんだろう。読んでい て、そういう感じが伝わる。 ただし、わが国メーカーの競争力強化のため、Media FLO をわが国でも採用すべきというけと、それは日本のパソコン メーカの競争力強化のため、Windowsを採用しろというよう なもので、CDMAについでクァルコムを喜ばせるだけだと思う。
2006年〜2007年にわたる、ドコモ・au・ソフトバンクモバイル・Willcom、既存の 携帯電話事業者4社の新通話プラン、ターゲットとするユーザーや訴求ポイント、 開発に対する考え方や投入する機種、広告戦略に至るまで描かれているのに加え、 健闘しているイーモバイルのサービス開始までの流れや、経営破たんが懸念される アイピーモバイル(このレビューを書いた現在では自己破産してしまったが…)の 状況も含め、携帯電話に興味を抱くパワーユーザー層の知識欲を満たしてくれる 本。進化のスピードが恐ろしいほど速い業界であるが故、残念ながら来年の今頃 にはこの本の中身の多くは古(いにしえ)のものになってしまうだろう。 2007年度中に読むなら★★★★★、それ以降なら★★☆☆☆です。