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ダムの商品レビュー ダムの教典
ダムへ対する愛情が伝わってきます。 ダム好き、待望の一冊
写真はどちらかといえば下手だが、ダムのおもしろさを宣言した良書
写真はどちらかといえば下手だが、ダムのおもしろさを宣言した良書。まったくのところダムの造形美を知らしめる良書。水という一定の形をもたないものが、ダムという形の鬼のようなものと出会ってしまったときの造形のおもしろさを本書は、みごとなアングルから決めた写真で紹介してくれる。くりかえすが、著者は写真家としては3流だが、ダム愛好家としては1流である。本当におもしろい本が出たものである。いかにもメディアファクトリーらしい企画本である。ダムは自然と文明の出会いの場でもある。いろいろなことを考えさせてくれるという意味でも本書の出版は画期的である。そういえば昔LAからラスヴェガスに行くとき、車でフーバー・ダムを通過したが、あそこもすごかった。教科書や写真集で見るのとは、やはり存在感がちがうなあ。何千というダムから35堤を選んだとあるが、是非500堤くらい選んだ分厚い写真集で次回は出版してもらいたいものである。 すべてのダム野郎どもへ!
こんな本をずっと探していた。 巨大な水の塊は容赦なく人を圧倒する、そしてそれをせきとめるとき、それが放たれるとき
すごい本です。ダムというものが人間のすべての建造物の中で、比較を絶してエモーショナルなものであることが、よくわかりました。日本各地のダムをめぐり、その美しい構造といくつかの決定的瞬間をよく捉えています。そしてダムについてまるで無知な者にもよく飲み込める、ダム知識とダム体験への手引き。自然破壊の元凶みたいに考えられることが多いダムですが、もちろんそれはものごとの一面にすぎない。一方ではたしかに人の生活を守っているし、人が作る構造物としては最大、そこには崇高な(畏怖を覚えさせる)美があります。宮ヶ瀬や黒部の壮大さはいうにおよばず、南相木、笹流、驚異的な摺上川など、いったいなんという世界でしょう。アイヌの聖地に作られた二風谷の、工夫し抜かれた魚道は、「破壊」と「開発」の前線をうかがわせ、考えさせられます。巻末の「ダムに出かけてみよう」「ダム用語辞典」もすばらしい。この列島に住むかぎりだれもがどこかで関わっているダムという特異な「場所」を、よく意識に浮上させてくれる名著が生まれました。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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