アニメ化おめでとうございます!(皮肉ではない)
アニメ化です!
アニメになります!
本当におめでとうございます!ともあれ、7巻の内容なのですが、今までにはない造りとなっています。
今までは、3つのエピソード+モモの話という造り(3巻のみ2話+モモ)でしたが、
今回は200と数十ページを使って、1つの物語(正確にいうと、2つなのかなぁ?)を語り、
残りの20ページほどで、モモの対極に位置する死神のエピソードが語られていました。
ただ、詩的で抽象的な文章は変わらず。(1巻で良き個性となっていましたが、現在では悪所になってしまっているように思えます)
話の内容がありがちでマンネリなのも変わらず。
加えて、今回のエピソードは、今までよりも更に、読者が置いてけぼりな感じ。特に前半部。
登場するキャラクター達だけで盛り上がっていて、読者が入り込む余地がない。
せっかく物語の中に入り込めそうになっても、随所に詰め込まれたタイミングで詩文がポンと出てきて、
急激に傍観者へと引き戻されてしまいます。
しかも、200ページ以上使ってのエピソードなのに、話の密度的には
1巻などの50ページ程のエピソードと大差がありませんでした。
……う~ん。どうにも勿体ないです。
ページ数がある分、キャラ達の心情をたくさん描けているのに、物語に入り込めないから何の感慨も湧いてこないんですよ。
立ち直ったキッカケも、そのために何だか突飛で唐突なものに感じられてしまったし。
えっと、誤解されたくないんですが、僕は何も粗を探したくて読んでいるワケではないんです。
毎巻毎巻、大いに期待しながら読み始めているんです。
1巻の1話目は本当に輝きを放っていたし、作品の中に深く入りこめるだけの魅力も、展開が読めてもなお面白いと感じられるだけの力がありました。
だからこそ、現状が残念でならない……。
僕から確かに言えること。
詩文は無くすか、もっと減らした方が良い。絶対に。
そしてもう一つ、会話文をもっと切磋琢磨して欲しい。
ともあれアニメ化されたことは本当に心から祝福しています。
よりたくさんの人達に触れることとなったこの作品が、願わくば更なる発展を重ねていくことを……。