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タイトルでちょっぴり引きました。絵でもっと引きました。が、電撃銀賞作品ということで手に取りました。読んでみると以外に読めました。後半は地文を飛ばして台詞だけ読んでましたが。ストーリーやテーマはわかりやすく書かれていると思います。あと、なにかにつけて出てくる『野球をモチーフにした描写』なんかも面白いです。
バッティングセンターで出会い、その後バットを持って追い掛け回され、最後には除霊と称してケツバットを食らわされる…。智紀は何とも踏んだり蹴ったりの様相で夏希という女と出会い、こうしてストーリーは進みます 正直半数近くが引くであろう奇抜なタイトルや、上のような出会いなどコミカルな印象を傍目には与えつつ、読んでみると内容は思ったよりしっかりと骨組みがなされ相応に重い印象を覚えると思います 本書のテーマと思われる"夢"。その光と影が浮き彫りにされている感じ "夢魔"という化け物に憑りつかれ夢と気づかないまま夢を見せられ続ける人々。1章2章3章と通して様々なパターンの夢を描き、その"幻の夢"を見る一人一人が抱え込んだ心の闇が結構重いです…。夢は確かに大切ですが、その中に逃げて閉じ篭ってしまってはいけない…当たり前で分かりきった事のようですが、そういったことを教えてくれる(もしくは再認識させてくれる)そんな気がしました ですが、(特に)夏希のキャラクターのおかげで、そんな内容の深さや重い感じが丁度良く緩和されている感も確かにあります♪ なので読後は、意外にすっきりできるのではないかと そんなこんなで個人的には、なかなか楽しめました♪ もし続編が出たら、また買うかもしれません