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COMICガム連載中の、不死の少女及びその仲間達と妖魔と呼ばれる異形の存在との戦いを描いたホラーアクションコミック。いとうえい氏の描く決して萌え系ではない美少女達と、酸鼻を極めるバトルシーンの対比が魅力となっている作品です。 新たなる武器「アナテマの鎌」本来の力を解放すべく旅を続けるアンとメグのサポーターとして、第1巻に登場したエドワード刑事と東洋の巫女・緋褪が戦列に参加。一方敵側も複数の上級妖魔、そしてアンの過去に深く関わるボスキャラが登場し、いよいよ本格的に物語が推移し始める汽車上の戦いの続きから今巻は始まります。 アンの危機に際し、ついに己が力を解放するメグ。その二人をも圧倒する戦闘力を有する敵、ジル・ド・レ侯。この絶望的な戦いの描写はここまで最も凄惨を極めるものですが、美しいものが血に塗れていくシーンこそこの作品の醍醐味でもある訳で、正に本領発揮といった所ですね。 その戦いの後、遂に舞台は旅の目的地・ドイツに移ります。新たなる協力者として錬金術士の娘・トルーデとガートルード姉妹が登場。この二名を加えて、主人公パーティーの完成のようです。 この姉妹、色々な意味で非常にキャラが濃く、これまでとはまた違った形での美と破壊のコントラストを追加してくれますね。特にガートルードの整備シーンは一見の価値ありです。 研究者であるトルーデの口から妖魔の正体、そしてその真の対処方法が語られた後、研究所を襲撃してきた中級妖魔とのバトルになる訳ですが、その戦いの中でもアンには非情なダメージシーンが用意されています。如何に不死者とはいえ、ここまで己の肉体を破壊されるヒロインって言うのもあまり例がないのではないでしょうか。読み手は選ぶでしょうが、こういった”突き抜けた売りシーン”を有する作品というのは充分に存在意義があると思います。今後も中途半端に妥協する事無く、この路線を突き詰めて欲しい作品ですね。