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最終巻です。大団円と言うにはあまりにも淡泊なラストです。まあいつもの、作者的なワンパターンというか。過剰に盛り上がる事もなく、これと言った事件も起こらず、登場人物の意外な過去も明かされることなく(っつーか、皆無なので)、ほのかにラブい展開はありながらもそれがメインに据えられることもなく淡々と。本当に、ただ終わりです。 しかしその何でもない終わりを何でもなく受け入れて、ああ面白かったなあと思わせるのはやはり作家の力量じゃないのかな、と思うわけですね。キャラクターの魅力で読ませるようでいて、ちゃんと物語で魅せている。結構すごい事だと思います。 誰しもが通ってきた(又はこれから通る方もいらっしゃるでしょうが)青春の道筋、ドラマチックでも何でもないけど、今になったらどれもこれもが若さ『だけ』でピカピカ輝いていた時代。そんなものを彷彿させる良作でした。ドラマみたいな盛り上がりが無くても若さとはかくも輝かしいのです。 しかし何て言うか、雑誌(少年誌)の雰囲気に合ってるんだか合ってないんだかな空気のまんがだったのによくここまで続けられたなあと(笑) だってばりばり少女まんがじゃないですか!女子校ものですよ? 現在の雑誌のボーダーレスぶりにも驚かされる一作です。