商品の情報
謎解き『世界の中心で、愛をさけぶ』

謎解き『世界の中心で、愛をさけぶ』

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

謎解き『世界の中心で、愛をさけぶ』の商品レビュー

5.0 ひと粒で二度おいしい
 セカチューのブームは去りましたが、誰もかえりみなくなったころその本を手にとるというのが私のやり方なので、遅ればせながら読んでみたところ結構感動してしまいました。
 で、続いてこの謎本を読んで二度ビックリしました。こんなことが謎だったなんて思いもしなかったです。神は細部に宿る、というか細部の謎が全体の見方を変えてしまうのですね。なんだか二度、セカチューの世界を楽しめた気がします。
2.0 詰めが甘い
確かによく読まれており、気づかないとこまで調べています。初心者の方がセカチューを理解するにはいいでしょう。ただ、詰めが甘くこれが正解だと思われるのは如何なものかと思います。あくまでも一見解として見られることをお勧めします。
結ばれた云々は言葉尻ばかり気にしていましたが、別のところではっきりと答えが分かるところがあります。
アキが最期に何を悟りサクに伝えたのか、サクが何を理解し散骨したのか。点在と遍在で説明していましたが残念ながら間違っています。この物語の根幹である死生観が理解できていないように思います。
4.0 納得!
原作を読んで、フィクションなのにとても描写がリアルで、いつ頃、何処が舞台になってるんだろう?と自分なりに推理していました。
この謎解き本は、その解答と解説という感じ。私が考えていたのと、かなり近い内容だったので、やっと共感できる同志を得たようで嬉しくなりました。
映画は・・・謎解きしてはダメですね。アラ探しになってしまいます。

ノベライズ「指先の花」は原作とは別モノで、謎解きするまでも有りません。
この謎解き本、映画のスタッフに読んでいてもらいたかったですね。

4.0 よくぞここまで読み込んだと関心した
 この筆者は作者(片山)の背景も、本文の文章も、丹念に読みといて解説してくれている。それだけでなく、自分勝手な読み方をして作者・作品と対話しようとしない物知りげな批評家を的確に批判している。これは痛快である。

 小説を表面的に受け入れて泣けた人も、これを読んで自分の読み方に対するアンチテーゼを見つけて欲しい。俺はこの主人公たちを理解できていたのだろうか。ワイドショー的にもらい泣きしたのではないか? 

 サクとアキは結局関係したの? してないの?(これに二重の読み方がありうるというのは僕も思い至らなかった)などなどいろいろな読み方を体験させれる。

 筆者はかなり幅広く学問をやったようで(社会学系か?)、文学理論のほか、近代経済学(ゲーム理論)、マルクス哲学(弁証法)の用語を何気なく使いながらも、分かりやすく解説するなかなかの人だ。

 惜しむらくは筆者がマルクスの弁証法にだけしか言及していないことだ。九大(作者の母校)は、マルクス経済学で有名な向坂逸郎だけでなくて、滝沢克巳教授をふくめ、弁証法神学の流れもあるからだ。

 作者はなるほど農業経済学科でマルクス・エンゲルスの論文で学位を得たのだろうが、僕が思うに、作品には弁証法神学と宗教学のほうが影響が強いと思う。というのも作品の構造「マルコによる福音書」にそっくりだからだ。作者は、滝沢系のマルコ福音書ゼミに出ていたのかもしれない・・・。

 この本で興味が出た中級者は、マルコによる福音書(その解説書)、マルクスの『経済学哲学草稿』(その解説書)や滝沢らの著作も読むとよいだろう。

  

5.0 「世中」の的はずれな批判に、ウンザリしている人には、是非
冒頭で、原作の舞台となったであろう、愛媛県・宇和島市と、物語中に登場する場所の比較があったので、"しまった、「サザエさんの謎」的な本だったのか…"と勘違いしてしまいましたが、それ以降はちゃんとした書評になっていました。(ちなみに、宇和島の部分も原作作者が物語を構成する軌跡をたどるうえで必要な内容でした。)

「世中」は、読み手の解釈によって、複数の意味を持つことができる優れた小説ですが、インターネットの書評を見ていると、そのことにすら気づかず、的外れな批判があふれています。この本は、「世中」のどこが読みどころか(複数の解釈ができるところか)、また多義的解釈が意味ことは何かが提示されています。

最終章で、インターネットにあふれる的外れな書評の分析結果から、日本の活字文化の衰退を憂いでいますが、もともと1つの問題から1つの答えしか認めない受験志向の国語教育を受けてしまった人たちが、「1つの小説」に「複数の意味」があることにすら気づかないというのは、至極当然かもしれません。

本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 1Q84 BOOK 1
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
2位 1Q84 BOOK 2
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
3位 ザ・トレーシー・メソッド DVD Book
おすすめ度: 価格: ¥ 2,850  通常2~4週間以内に発送
4位 天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  通常2~4週間以内に発送
5位 ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  在庫あり。
6位 赤ちゃんの脳を育む本 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。
7位 忌野清志郎 ロッキングオンジャパン特別号―1951-2009
おすすめ度: 価格: ¥ 1,050  在庫あり。
8位 2‾3才からの脳を育む本―おうちで出来るカリキュラム満載 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  通常4~8日以内に発送
9位 やめる力
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  在庫あり。
10位 ザ・十和子本
おすすめ度: 価格: ¥ 2,100  在庫あり。
こちらもおすすめです
指先の花―映画『世界の中心で、愛をさけぶ』律子の物語 (小学館文庫)
世界の中心で、愛をさけぶ 小学館文庫
おすすめ度: 3.0
価格: ¥ 520
在庫あり。
世界の中心で、愛をさけぶ
おすすめ度: 2.5
価格: ¥ 1,470
在庫あり。
世界の中心で、愛をさけぶ (フラワーコミックススペシャル)
「世界の中心で、愛をさけぶ」 オリジナル・サウンドトラック