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タビと道づれ 1 (BLADE COMICS)

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タビと道づれ 1 (BLADE COMICS)の商品レビュー

3.0 淡い感じの物語
タビ、と名乗る少女が幼馴染に会う為にやってきた町は、
同じ一日を繰り返す、入ったら抜け出す事の出来ない不思議な町だった
って感じの話です

話だけだと、少年雑誌に載ってそうな、サバイバル的物語の様なイメージでしたが、
実際はふんわりとした、絵柄も伴って淡い印象のある話でした
個人的には、楽しめなかったですね

タビの他に、少年と警官だけが同じ一日を繰り返しているのを認識しており、
手首についた印のあるものだけが、一定の場所を通り抜けられる
そっから盛り上がるのかなと思えば、またぼ〜っと進行するので、
興味を持つより先に飽きてしまった

町は今巻のタビの様に、内向的で心を閉ざしている様な場所ですね
謎を解きつつ、だんだんと打ち解けていったりするんでしょ、と思った途端、
作者の作風だと個人的には以降を見たいとは思いませんでした
どっちかというと、女性向かな?
5.0 最新刊(2009年1月時点で4巻)まで読んだら、もう一度読んで見て下さい
初めはARIA(僕の24年の人生の中で間違いなく最高の漫画)の天野こずえさんが推薦していらっしゃるということで見始めましたのですが、本当に素敵んぐ!!(素敵+キング←天野さんの造語です)な作品です。

初めて読んだ時にはなんとも思わなかった仕草や言葉が、4巻まで読んでからもう一度読み返すと様々な場面に伏線が張られていることに気づいてしまいます。

特にニシムラさんは伏線多しですね。だからあの時あんなこと言ったのかとか、あの表情にはそういう訳があったのか・・・・などなど。

現在は隔月連載になっておられますが、週刊誌漫画家のようにネタが尽きてもダラダラと続けるよりは、読者を焦らしてでも素敵な作品を確実に世に送り出して欲しいですね。

近々尾道に聖地巡礼してみようか、などと計画しております。

素敵なタビの世界。

僕がセキモリだったら、何を願うんだろうか?
2.0 まとまりがない
作者さんの感性が先走りすぎて、読み手のことをあまり考えずに漫画にしている感じがしました。
矛盾や疑問、性急でついていけない展開や感情描写などが結構見受けられました。
作者さんの中でもっと寝かせて熟成させたら、もっと面白くなったと思うのですが。
おそらくですが、この作品は作者さんが夢の内容などで得たインスピを元ネタにしてるんじゃないでしょうか。
夢を見た人にとってはとても刺激的で思い入れ深いものでも、夢の内容の面白さ、素敵さを他人に伝えるには、現実での体験以上に表現を吟味し、プロットを整理する必要があります。
2巻を手に取る事は無いでしょうが、作者さんの今後に期待です。
4.0 繰り返される夏の日の、思い出のように印象的な、物語
セミのこえ。
前に大阪に住んでたときに、大川ぞいの公園にセミが異常発生していて、アブラゼミって普通ジーワジーワって鳴くんだけど、それがフルで重なってジィーーーー…と途切れなく聞こえるの。
世界が音に包まれるってこういうことなんだと思った。
頭のなかにはジィーッという音しかなく、暑さも忘れて吸い込まれそうになった。
ほかに何も考えられずに、テレビの砂あらしの世界に入り込んだよう。
夏といえば、それを思い出す。
そして『タビと道づれ』でも、それを思い出した。

『タビと道づれ』は主人公の少女、タビが電車に乗って不思議な町に迷いこむお話。詩のような雰囲気を持つ。終わらない今日で、そして夏、の物語。

しょっぱなから読者はおいてけぼりで、そしてそれは読み進んでも解決されず。ただ、雰囲気で読み進ませる力がある。タビちゃん、かわいいしね。

『人間が言葉を作ったのは身体を超えて想いをわけあうため』。あたしもそう思います。

ARIAのヒトがお薦めしてる。おいてけぼり感が嫌いじゃない人はどうぞ♪
5.0 これまで出会った中で最高の漫画
 たなかのかさんの初連載作品の『伊賀ずきん』の感動的な最終回を読み終えた私が思ったことは、「この人がストーリーものを書いたら絶対に面白い」というものでした。それから数ヵ月後に始まった「タビと道づれ」を毎月読んでいくにつれて、その思いは確信に変わっていきました。
 この物語は変わらぬ日常生活から抜け出して幼なじみの「航ちゃん」に会いに行くために電車に乗った少女・タビが「緒道」という町にたどり着くことから始まる話です。この町は人を呑みこみ、しかも同じ一日がテープのように繰り返されるという不思議なところで、タビとその友達になったユキタくんはそれぞれの目的を持って現状の打開を望みます。そこから生まれる物語はどこか不思議で、けれどあったかく、やさしい感性で描かれています。
 抜群の画力にミステリーのような素晴らしい物語運び、そして作者の感性がきれいに合わさっているこの作品は一つの宝石のように輝いていて、続きを気にさせずにいられません。作者の感性に共感した人にとってきっと忘れがたく、愛すべき作品になると思うのでぜひ手にとってみてください。私がこれまで出会った中で最良の漫画です。

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