小さな街を紹介しているガイドは数少ないですよね。
初めてドイツに旅行するにあたって隅からすみまで読みました。「ドイツと言えばここ!」というようないわゆるツアー商品に必ず採用されているような街や観光地はあまりありませんが、「どこに滞在しようか。」「日帰りで行くならどこにしようか。」と想像を膨らませながら眺めるのにとても嬉しい本です。
美しい写真中心にまとめられていて、文字の情報はツーリストインフォメーションや、最低限の交通手段などに限られ、あまり潤沢とは言えませんが、そのためにミシュランやロンリープラネットなど他のガイドブックと組み合わせる方法も覚えました。
カテゴリーとしてはやはり「旅のガイドブック」になるのでしょうが、ガイドブックとして持ち歩くには重過ぎます。持ち歩きのためにバラしてしまうには勿体無いし、街の数も少ない。
写真と紹介文で臨場感を味わい、街への興味のとっかかりというかきっかけにする、といった感じでしょうか。
もっとこの手の小さな街を扱ったシリーズが増えればいいなと思います。
副読本としての利用を
タイトルの通り、ベルリンやフランクフルトと
いった都会ではなく、最大でも人口10万人程度の
町・村を取り上げた本です。 「ドイツには地味だけど、こんな良い町・村も
ありますよ」というスタンスの本です。
なので本文は町・村の成り立ちや、歴史上の
出来事などの紹介を主にし、レストランやホテル
等の紹介は一切ありません。
(巻末には各町のURLや本文中で取り上げた観光
名所等の詳細データを掲載)
この本で自分の知らないドイツを発見し、そして
「地球の歩き方」等のガイドブックやWebで詳細を
調べる、という使い方が○です。
後、写真は全てカラー。
「○○が素晴らしい」との本文があるにも関わらず
写真が掲載されてない所もあり、欲求不満を感じる
事もありますが、掲載分についてはかなりいい感じ
です。
その景色を、今その瞬間、自分の目で見ているよう
な感覚を覚えさせる出来です。
(一つあたりのサイズを大きく取っていることも
影響しているのかも?)
「買ってまで読め!」とは言い切れませんが、旅系
の本の中では良い方だと思います。