ようこそ amazlet.com へ! amazlet.com は Amazon.co.jp と連動したショッピング・サイトです。Amazon.co.jp だから安心・安全。 気に入った商品は ワンクリックで Amazon.co.jp のカートに追加することができます。
他の地域に比べると、温暖化の影響を最も強く受けている、 北極に暮らす、シロクマとセイウチの母子を追った写真集です。 広大な氷の大陸が、30年後に消えてなくなるのも衝撃ですが、 そこに暮らす動物の危機は、そのまま人類の危機でもある。 そう分かるからこそ、映し出された写真の意味まで考えます。 北極の写真と言えば、僕は星野道夫を思い出すのですが、 この写真集を作ったアダム・ラヴェッチとサラ・ロバートソンも、 星野と同じように、一人で何日も北極の氷の上で暮らすのです。 危険な目にあった報告も載っていますが、どうして彼らは、 命の危険を冒してまでも、極地での映像を撮ろうとするのか? けれどひとたび、この出来上がった写真集を見てしまうと、 この圧倒的な大自然と、そこに暮らす命の暖かみに感動して、 ひたすら、いいものを見せてもらったことに感謝するしかない。 そんな熱っぽい感動が、この写真集には漂っているのです。 この撮影にかけた15年の歳月が、いとおしくさえ思われます。 中でも忘れられないのは、子どもを抱きかかえるセイウチの姿や、 この写真集の表紙にもなっている、氷の大陸を歩くシロクマの姿。 そしてそれぞれの母子が見せる、深い愛情の絆でしょうか。 さらには、2人の写真作家が書いているレポートも秀逸で、 一枚の写真に費やされる保証のない年月が、無限の深みを感じさせます。