面白い。でも役に立つかどうかは別。
この本はいわゆるハウツゥ本とは違いインストラクションとは何かについて、その本質的な課題について論じており非常に興味深い。色々な例を示し、その中で何故インストラクションが相手に伝わらないかを様々な角度から論じている。ただ、具体的なコミュニケーション技法について書かれているわけではないので、これらの課題に対してどのように対処するかは各人が創造的に対処方法を考えるべきなのだろう。
一般的なコミュニケーション技法の本に比べると具体的な例が少なく若干抽象的な受ける。
インストラクション の本
インストラクションとは教唆・指示・命令のこと。コミュニケーションの目的は、インストラクションの受渡しである。こんな論を展開している。コミュニケーション能力の向上とは、インストラクションの受渡し能力のことである。であるから本書は、自分の渡したいインストラクションを明確にし、状況や相手に応じて適切なメディア・加工法・タイミングをチョイスして相手に渡し、伝わったかどうかを確認する、この一連の作業を上手にやるための訓練の手引きである。
コミュニケーション能力の向上を図りたい人にはお勧めである。