Subversionはまずこれを!
もともとWEB上で公開されていた文書をもとにしたこの本、確かにこ
ういうふうに本にしてくれたほうがとてもわかりやすい。
書籍は、基本的なことを押さえつつ全体をざーっと理解するには便利
だと思う。WEBを探し探しだとちょっと・・・
こういったところが、媒体としての書籍の優れたところなのだろう。
某巨大掲示板のネタを本にするぐらいなら、こういったWEB上の技術
文書を編集したやつをだすようにしてほしい。で、読んで思ったこと三点。
一点目はCVSとの比較で、タグやブランチがSubversionだとディレク
トリ(+コピー)になってしまったこと。確かにかなりシンプルには
なったが、どれがブランチでどれがトランクかは操作する側が意識
しなくてはならなくなったと思う。
CVSの場合、トランクとブランチが厳然と分かれていたので操作上の
混乱はともかく、どれが本流かは混乱しない。Subversionの場合、ど
れもがブランチにもトランクにもなりえる。柔軟ともいえるが運用が
混乱してしまうのでは?
二点目は、Subversionの場合リビジョン番号がリポジトリ全体で振ら
れる点。ファイルごとに1.1とか振られるCVSのほうがしっくりくる。
なので、こういった疑念をクリアにさせるためにも、具体的な運用例
が記述されていたほうがよかったと思う。
あと三点目は、自分だけが思ってることかもしれないが、索引と目次
がちょっと弱い。コミット後にログを変更したかったのでそのやり方
を調べようとしたら、この本は見つけるのにちょっと手間取ってしま
った。試しに比較するために自分が普段使うCVS本を見てみたら、索
引で一発でわかった。
WEBに比べて書籍の弱いところは検索機能なので、索引と目次を充実さ
せてほしかった。