目的が合えば、それなり(または相当に)に便利
白状しますと、私はXHTMLはともかく、XMLはほとんど分かってない、という寒い実力であるに拘わらず、とあるweb サーバ上のRSSの作成、管理、表示関係の実装を正味二日で完成しないといけないことになってしまい、インターネットに散らばっている情報とこの本のtip集を頼りにその危機を乗り切ると、そういう邪道な目的のためにこの本を買いました。そのような基礎のできてないタチの悪い読者であっても、第一章「XML文書の参照」、第二章「XML文書の作成」、第六章「RSSとAtom」の多くと、第三章「XML文書の変換」の一部には即座に直接役立つ、あるいはこんなことができるのか~~、と感心する情報がたくさんありました。webで自分で情報渉猟するよりははるかに高効率です。定価3200円はその時間を買う値段として妥当と思われます。
ただし、PHP vs XMLの連携関連については、この本は記述が弱いです。
また、当然のことですけれども、XMLの基礎自体は、「10日で覚えるXML入門教室」など、それに特化した本で勉強するのが筋です(しかし、「10日...」本はRSS実装については何をどうすれば良いのか、については教えませんので)。
XMLの「スゴさ」がよく分かる
XMLごった煮Tips集。 最近ようやくXMLを理解できてきました。
マークアップ自体はHTMLなどで良く知っていましたが、XMLは入門書などを読んでも
??。。だから何。。??
という考えが出て、理解を妨げました。
なぜそんなふうに考えたか分析すると、
「XMLってスゴイものらしい」
と思って入門書を読むのですが、読んでみると
XML自体は小さな仕様
ということがわかります。ここで困惑していました。実は「スゴイ」のはXMLの仕様ではなく
XML仕様をベースとした、
有機的に結合する多種多様な仕様とそのツール
ということだと理解しました。
本書は入門やリファレンスではなく、79個のTips集になっています。目次を見ればわかりますが、XMLをベースにした色々なツールの使い方が示されています。
本書のよう多種多様な情報を同時に得ることができる媒体は珍しく、「有機的に結合する多種多様」な様子を得られるものは唯一無二だと思います。
その多種多様さからXMLの「スゴさ」がよく分かると思います。また、それぞのTipsも十分に応用できるものです。
本書の宣伝文句は「初心者からエキスパートまで」となっています。初心者には理解の助けになり、エキスパートには多くのアイディアを与えてくれる本です。お勧めです。