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アンビエント・ファインダビリティ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅

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アンビエント・ファインダビリティ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅の商品レビュー

2.0 アンビエントな内容
さまざまな情報を実世界や WWW からみつける (みつけられるようにする) ことに関する本である.カラー写真を駆使して論じる個々の話題はおもしろい.しかし,それらの関係はアンビエントである.「アンビエント・ファインダビリティ」ということばの意味もよくわからないままである.もうすこしはっきりしたものがほしい.
4.0 WEB進化論で物足りない方向け
文中に紹介される言葉、
「未来は今日存在している。ただ不均等に分布しているにすぎない」
とはSF作家のウイリアム・ギブスンのものであるが、
今日存在している未来の破片をいち早く探し集めて、
くみ上げた者が次のタームのルール提起権を握るような気がしてならない。

それが意図的にできたら誰もがヒットメーカになれるのだろう。

そんな風になれるかわからないけど、
なれたらいいななんて思う方には参考として
「今日からはじめるアクセシビリティ」
というタイトルで著者が考案したという要素のリストアップが
非常に的を得ているような気がする。

・役に立つこと
・使いやすいこと
・望ましいこと
・探しやすいこと
・アクセスしやすいこと
・信頼に値すること
・価値を生み出せること

情報化社会における情報の可用性は
「findability=探しやすいこと」に尽きるのであろう。
パブリックな場にあり探しえない情報は
情報の分母を増やして他の有益な情報を探しづらくしてるという意味において
情報の欠落にも劣るのである。

この本は
見つけうる情報の作り方、設置の仕方、
そんなことをこの本は強く意識させてくれる。
意識してなかったことを意識しないとならないことを
気がつかせてくれる。

発想の転換希望者で
かつ
「ウェブ進化論」あたりでは物足りない方におすすめ。
4.0 「知的能力」の拡張と進化を幻視させる、メッシュ世界を探る冒険
ずいぶん前に、この謎めいた主タイトルと、魅惑的な副題に
惹かれて買ったはいいが、なにやら難しげな感じを抱き、
ずっと部屋の隅にほってあった本です。

ようやく読みました。混雑した電車の往復で読むようなシロモノ
ではなかったけど、秀でて知的興奮をかきたてる上に、デジタル
ガジェット好きには、たまらない内容となっている。

本書のすばらしい点は、仮想世界と現実世界の境界があいまいに
なりつつある、パーベイシブ計算機環境の今日において、それを、
「発見されやすい環境」という、まさに独自の、しかし、的確な観点と
キーワードで、解剖し、読み解き、分解していくところにある。

われわれは、デジタル環境に、いったい何を求めて、怒涛のような技術的、
文化的、精神的進化(?)、革新を加速させているのか?その理由と、
本書の副題の権化たる、グーグルに代表される、仮想的世界的神経網の
整備を基盤とした、知識、智慧、コミュニケーション、メッシュ化された世界
の急速な拡大は、密接な関係がある。

それは、見つけさすさとしての環境=アンビエント・ファウンダビリティと
いう造語に象徴されている。

サイバースペースにおける、文化的、哲学的、かつ、テクノロジーが推し進める
いやがおうでも、取り込まれざるを得ない、この革命のリーディング・エッジを
読み解くのに、今入手できる、もっとも入門的、かつ、刺激的な本。
3.0 ソシオセマンティックWEB とファインダビリティについて興味のある方へ
目的とする情報までの経路方法から、findabilityが進んだ世界での情報の捉え方、ソシオセマンティックWEBにおける情報や要素の分類体系、またそれによって変化している社会までを、多様な学術見地(生物学、社会学、中国の思想、心理学、犯罪学などなど)によって考察された書籍です。

ただ、原文は見てないのですが、読んでいくうちに話のつながりが急であったり、突然展開が変わったりと編集が弱い印象を受けました。
4.0 情報爆発下の「見つけやすさ」と「探しやすさ」についての分析試案
 「デジタル化」と「ネットワーク化」の進展の伴って、社会に流通する情報量
が文字通り「爆発的」に増大してきた。

 情報の「送り手」は「受け手」に対していかにして、莫大な情報の中から自分
の発する情報を「見出して」もらいさらに「関心を持って」もらえるかに注力す
る必要がある。同じことは「受け手」の側についてもいえて、情報の洪水の中か
ら自分に必要な価値ある情報をいかにして選び出すか、どうすれば価値ある情報
を選び出すことができるのかということにおのずと関心が向く。

 本書は、そういった状況下において情報の見つけやすさとともに価値ある情報
をいかにして見分けるのかということについて、現状を分析し抽象化されたひと
つの「解釈」である。「抽象化」されていることと「解釈」であることを念頭に
置かなければ、本書は?????の珍書でしかないのかもしれない。

 せっかく、カラー写真をふんだんに使って楽しさ、親しみやすさを感じさせる
レイアウトなのに、なにぶん翻訳があまりに直訳すぎで硬いのでしっかり読むと
非常にくたびれる。もうちょっと、内容を噛み砕いて意味をとった上で和訳して
もらいたかったなあと思う。

 しかし、内容的には非常に考えさせられるものが多くあり、エキサイティング
な内容になっていると思う。

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