大味だけど秀逸
2001年に出版された『奇跡の法』もこの大川隆法氏の著作としては同系統のものだったが、この本はかなり深く専門的な内容まで踏み込んでいる。経営理論を昔の戦に例えて語られているところは非常に分かりやすく面白かった。ただ、東郷平八郎のT字戦法や劉禅の降伏の話は、日露戦争や三国志に詳しい人でないと分かりにくいのでもう少し具体的に書いてほしかった。
全体としては一見当たり前のような内容が羅列されているが、そもそも兵法というものは一定のセオリーがあり、過去の賢者や軍師たちの発見をベースに現在の状況をとりいれて応用させていくものなのでそれは仕方がないのだろう。少なくとも明らかに間違ったことは書いていないと思う。一部の人にしか通用しない論理を並べたてられるよりは良い。ともかく「難解な専門用語が続出する経営理論書なんて読みたくない」という人には、ものすごく文章が平易である点でお勧め。前述の内容と矛盾するかもしれないが、基本的には相当に読者に配慮した構成になっている。厳しい現実は現実として見つめつつも日経新聞のように悲観論連発して終わりではなく、読む人間に希望を沸かせてくれる口語体の文章は非常に評価できる。発足わずか16年にして日本有数の大教団に成長した「幸福の科学」のトップの真髄ここにあり、というところか。「業績悪いのは景気のせい」と言ってる友人・知人・取引先に、ぜひお土産としてはいかがだろう。
なんでこんなに売れるのか分からない。
朝のFMラジオから大川隆法の説法を聞いて、妙に感動して、初めて彼の本を買いました。
ビジネス書の各分野を「宗教的テイストに」まとめた本だという印象です。
独創的なところはなく特筆すべきことはありませんが、宗教家としての彼の魅力でしょうか、平易な語り口に、ノンストップで理解できます。
奥付の刷数を見ても、彼の影響力のすごさに圧巻です。ただ、再読には値しません。
誰かから借りればいいでしょう。
後、出典とかも書いて欲しい。
常勝の法
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凄い・・・
兎に角一読をお薦めする。宗教家が書く内容の書物とは到底思えない。何十年も兵法を駆使して戦ってきた経営者・企業家が当人が亡くなる直前に自己の手のうちを惜しげも無く公開したかのような内容の濃さと深さがある。
それともこの日本で宗教組織を運営拡大するとういうことは、それだけの企業家意識が無いと成功は難しいと言うことでもあるのだろうか?先ず読んで驚くのは著者の現代にたいする時代感覚である。閉塞感が強く未来が見えにくい現代社会でもあるが、著者は【未来への萌芽は必ず現代に隠れている】。故に常に情報を集め鋭い未来感覚を持てば、未来社会の見取り図、価値観等が見えてくるということだ。
そして著者は現代の日本で起きていることは、土地担保主義の終焉であり資本家の総入替えであり、新たなる事業家・巨大財閥が現れてくる【革命】の時代であると言う。言いかえれんば、誰でもその革命期の中で台頭していく可能性はあるということだ。その転換期の今、如何にして生き成功するか、常勝の生き方をするかを具体的・緻密に説かれているのが本書である。
本書を精読・熟読し己の武器に変えた人間の中から、新たなる時代を創造する事業家・企業家が多く現れ、新しい日本社会が出現することが見えてくる一書だ。