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Coyote No.21 特集 柴田元幸が歩く、オースターの街[二〇〇七年、再び摩天楼へ]の商品レビュー 永久保存版
ポール・オースター初期の作品「City of Glass」を柴田元幸氏が訳した「ガラスの街」全文を掲載。 こういう企画にはついつい飛びついてしまう
今から19年前、まだほとんど無名だった柴田元幸が、これまた当時日本ではほとんど知られていなかったポール・オースターのCity of Glassを翻訳する機会を得た(つもりだった)が、少し訳したところで、版権が他の出版社によってすでに取得されていたことが発覚し、その企画は結局ボツになる。そのかわりに柴田は三部作中の第2作The Locked Roomを訳すことになったらしい。そういえば、むかしオースターの一連の翻訳をチェックしていたときに、柴田がほとんどの作品を訳しているにもかかわらず、なぜCity of Glassだけが他の訳者なのだろうかと不思議に感じたことがあった。今でこそ、現代アメリカ文学の翻訳といえばだれもがまず柴田の名前をあげるだろうが、その柴田にもこのような時期があったのだ。本誌のオースターとのインタビューももちろん興味深いものだが、翻訳家としての柴田の出発点ともいえるこの辺の事情を柴田自身の言葉で読むことができるのは貴重だと思う。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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