目立たない名書だと思います
仕事柄おさえておこう・・・という程度の意識で購入したのですが、読みふけってしまいました。
オールドエコノミーからニューエコノミー、そしてその先のネクストエコノミーをこの本では描こうとしています。特にウオンツセグメンテーションの観点から未来を予測し、新しい顧客の像と、それに対応したマーケティングの考え方や手法を描き出そうとしています。それを象徴する「コンシェルジュマーケティング」という考え方は決して新しくはないのですが、時代分析力が鋭く説得力があるので、コンセプトも新鮮に感じました。
理論本でもなく、実践本でもない。何だか具体的なイメージが自分の中に描けてくる・・・そんな一冊だと思います。先が見えにくい・・・と感じている方には、おすすめです。
今マーケットで起き始めていることへの理解を深める本
消費の傾向を,流行りものに飛びつくパターンと,高度に個人にカスタマイズされたものを求めるパターンとに分けた場合,本書は後者に焦点を絞り,深く洞察している.
また,ITブームに沸いた経済が終わった今,ITを始めとした技術を本当に活かす方法について,方向性を示唆している.本書の論点の一つは,アメリカの消費を支えていたベビーブーマーが高齢化し,これが経済にどう影響するか,これに対してどう対処すべきか,にある.これについての記述は,そのまま日本にも当てはまることが多く,納得できる点も多い.
商品開発において,ユーザーに対する訴求を考える上でも参考になる.