現代病の多くは油の問題にある
独学で栄養学を研究して30有余年の私が今、一番関心があるのが油です。
サラダ油に代表される植物油、その多く、いやほとんどがオメガ6を多く
含有するリノール油であり、安価なこともあって家庭での肉や炒め物
料理にスナックやお菓子、フライ・天ぷらなどのお惣菜にリノール油は
たくさん使われている。リノール油過剰摂取時代である。その結果アレルギー性疾患など現代病といわれる様々な病気が増え続けて
いるのです。かって日本人は魚貝類や海草類を多食し、その中に含まれる
オメガ3系の油を世界に類を見ないほど摂っていた。当時の日本では
アレルギー性疾患や循環器系の心疾患、脳疾患は少なかった。
(この時の人々が今の日本が世界一長寿国を築いたのであるが、このまま
リノ!ール油摂取過剰が続くと世界一長寿国もやがて失ってしまうだろう)
少なかった理由はオメガ3油を多く摂取していたこと、それがオメガ6油
との良いバランスをもたらしたことである。この本にはこれらのことを
オメガ3油の重要性とともに記述されているし、現代の日本人は意識的に
オメガ3系の油(魚に多いEPA、DHAと植物油の亜麻仁油)を
摂らないといけないことが多くのページを費やして書かれている。
また多くの病気治療にオメガ3油が有効であることも記されている。
病気の方はもちろん、健康に関心のある女性、また男性にも必読の書で
ある。正しい知識を得て実行することが知性ある人だと思います。