After All ,English is a Must (たかが英語、されど英語)
まず40字×30字程度(一ページ分)の日本語のエッセイと対訳に始まり、作者とネイティブスピーカー(英米人二人が各レッスンごとに交代)の二人による対話形式で前にあげたエッセイを発展した英文と和訳が続く内容になっています。それぞれの内容を補完する形で、キーワードや重要と思われる箇所を単語ではなく英文を抜き出して解説しています。CDのスピードは遅からず早からずちょうど良い具合でした。
全部で20のレッスンを4のセクションに分けてあるので、いきなり難しいビジネスの話から始まるのではなく、作者が今日に至る過程の中で果たした留学体験談から、英語でのスピーチや、ビジネスで必要なマナーや知識、経営学までと幅広く段階的に紹介している点が良心的だと思います。 日本のフリーターを含めた就業意識の変化を論じたエッセイや、知識よりも知恵を重視した教育のあり方を問う話などは、その内容からしても大学受験生向きの格好のテキストにもなると思われます。
「根回し」と「調整役」、 MBAのコースにおけるビジネス・コミュニケーションとマネージメント・コミュニケーションの相違なども知ることができるので、本書は、決して堅苦しいものではなく、ビジネスマンを含めた将来就職を希望する学生向けにも興味を持って読める内容だと思います。
巻末に、実践的なリスニングをテストできる項目もあるのも良かったと思います。