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葉っぱのフレディ―いのちの旅

葉っぱのフレディ―いのちの旅

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葉っぱのフレディ―いのちの旅の解説

   春に生まれた葉っぱのフレディが、自分という存在に気づき、成長し、「葉っぱに生まれてよかったな」と思い、「葉っぱの仕事」を終えて冬に土へとかえっていくまでの物語。

   死を怖がるフレディに親友のダニエルが答える。「変化するって自然な事なんだ…死ぬというのも 変わることの1つなのだよ」。フレディの番が来て、地面に降りたとき、初めて自分の命を作った木の全体の姿を見て、そこに永遠の命を感じる。そして、フレディ自身は知らなくても、やがて土にかえり木を育てる力になる――。

 「生まれること」「変化すること」が「永遠の命」へとつながる意味を、フレディとダニエルの会話を通してわかりやすく語りかけている。写真だけでは硬くなりがちのところを、ページをめくるごとにフレディの変化していく様子が、にじみのあるやわらかさで描かれ、バランスをとっている。著者はアメリカの著名な哲学者。子どもから大人まで、すべての年齢層向けの絵本。(加久田秀子)

葉っぱのフレディ―いのちの旅の商品レビュー

5.0 葉っぱのフレディの本当の主人公は誰か?
 童話「葉っぱのフレディ」には、いくつもの謎が隠れています。私が見つけた謎はダニエルでした。ダニエルは木の大きさや大きな根のことを知っていました。

 どうして知っていたのでしょうか。ダニエルだってフレディと同じ葉っぱなら、フレディほか、すべての葉っぱが知らないことをどうして、ダニエルだけが分かっていたのでしょうか。

 この問いに対して平凡な回答は、木々に止まりにくる鳥や、樹液を吸う昆虫たちに聞いたというものです。ダニエルは他の葉っぱと違って、好奇心旺盛だったとするものです。これは十分にありえることですし、この物語の中だけでみれば、現実的な回答といえるかも知れません。

 しかし、この回答では、哲学者である作者が「葉っぱのフレディ」をどうして童話として描いたかという意味に肉薄することができません。この物語が本当に問おうとしていることは、死を必要以上に恐れないことです。生からの引越しとして死を見出してみること、生からの自然な移行として死を捉え返そうとするものです。命の限りない流れを生と死の間でせき止めず、とうとうと流れる命の流れとして永遠を見ようとしたものです。

 一人が死んでも、後の世代の人々がやってきます。その流れは絶えることがありません。しかし、次の世代は勝手にやってくるのではありません。今、この生、この私の命が精一杯、輝いてこそ、明日へと広がっていく次の世代がやってくるのだということです。

 一代を精一杯、生きようとする象徴としてフレディが描かれています。そうであるなら、ダニエルはどんな象徴として登場してくるかはおのずと明らかです。永遠の命の象徴として登場してくるのです。

 永遠の命の象徴であるダニエルが、木が大きいこと、根が大きく張っていることなどを知っているのは当然です。ダニエルは知っていたのではありません。そうしたいっさいを経験していたのです。ダニエルは葉として生まれ、紅葉し、やがて枯葉となって落葉し、土に還っていき、養分となって木に吸われ、またも葉として生まれてくる流れ行く命を限りもなく続けてきたに違いないのです。

 そうであるからこそ、落葉をダニエルは引越しと名づけられたのです。ダニエルは生まれ変わるごとに、いくつものフレディに出会ってきたに違いありません。精一杯、生きようとするいくつものフレディを見守ってきたに違いないのです。ダニエルも、そんなフレディたちがいるからこそ、永遠の命をめぐっているのではないでしょうか。

 この意味において、物語「葉っぱのフレディ」を支えている、真の主人公はダニエルだとも言えるのです。
5.0 経営者に読んでいただきたいビジネス書でした
いつか読んでみたいと思い、ようやく書店で探し当てました。
車の運転席で早速、音読しました。目頭が熱くなり、最後まで読めませんでした。
会社経営する私には、こんなにも優しく、そして深いビジネス書に巡り合えたことに感謝しています。
心で読みたい一冊です。
2.0 評価の分かれるのは仕方ない
手に取る人は、様々なことを感じるでしょう。その人の経験や宗教観、また同じ人でもその日の気持ちによって、受け取るメッセージは異なるように思います。良く売れた本だからといって、万人向けのものではないのは仕方ないのでしょう。読後に悲しい気持ちになる人も多いと思います。
4.0 あったまりました
大人の絵本といわれる中では最高だと思います。ちなみに5歳の娘に読み聞かせたところ、最後涙を流していました。命の尊さ、伝わったと思います。
1.0 なぜ売れるのか分からない・・・
どうということのない内容です。。
葉っぱは春に生まれて冬に枯れ落ちてしまうけど、その間光合成したり日陰作ったりしてみんなを幸せにしましたとさ、よかったね、というだけの話。まぁ子供に読ませる分には可もなく不可もないかなーというレベルの本です。

冒頭の作者のメッセージによれば大人の読者も想定しているようですが、含蓄のある言葉、深い解釈ができるような表現なども見当たらないこの本ではちょっとキツイでしょう…。
頁数も内容も薄いし、絵や写真も素人同然。こんなもん1500円払って買う本じゃありません。

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