DVDに期待。
題名のとおり、世界中の「強そうな虫」を戦わせる企画。
一時のバブルは崩壊しているものの、決して安くは無い海外の虫たちを
惜しげも無く激突させている。これでこの値段は安いと思い、購入した。
しかし、大変残念なことに、本の出来は今ひとつである。
最大の要因は写真である。とにかく画質が悪い。
焦点深度が足りずに虫の前後がボケているのはまだしも、
全体がボケている物や、動画から流用した物が多々見られる。
展開への期待からページをめくる手が加速するのとは裏腹に、
胸の中には裏切られたとの思いばかりが溜まって行った。
「まさに電光石火の跳ね上げは、カメラも捕らえ切れないほどの・・・・」
と言われても、納得できるはずも無い。また、書店での扱いが、児童書であったり理工書であったり、
ベストセラー作家である新堂冬樹のコーナーであったりと
ハッキリしないのと同様に、本の作りも子供向けか大人向けかが
曖昧であり、大味で安っぽく見えてしまう。
ここまで言って今さらだが、この企画自体には大変な魅力を感じており、
自分はすでにDVDを購入することを決意している。
本書にはDVDの割引券が付属しているので、
DVDを買うのなら本の価格はほとんどタダのような物である。
それでも、本書に大いに惹かれるものを感じた人は、
DVDを先に買う事をお勧めしたい。
DVDが有れば本書は見る必要など無く、
自分は本書を読んで対戦の結果を先に知ってしまった事を後悔している。
勿論、なんとなく興味がある程度なら、本書を読むだけで十分である。
過度の期待を抱く事が無ければ、面白い事は事実である。