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大絶滅―遺伝子が悪いのか運が悪いのか?の商品レビュー 絶滅に関するユニークな解釈
自然淘汰の観点からは、絶滅は種の環境への適応不足か生存競争における敗北として理解されます。著者がこの本で強調するのは、絶滅というのは必然的な出来事ではなく、単に偶然の結果であることも多いのではということ。とくに、かつて何度かあったと思われる大絶滅は、巨大隕石の落下などの偶発的で突発的な出来事が起こったために生じたのではないかという。つまり、生物種の絶滅(ひいてはその後の生物種の入れ替え)は自然淘汰による必然ではなく、偶然によるランダムな過程に過ぎない。それって、進化=進歩という見方に対する強烈なアンチテーゼですよね。記述は簡潔で、すごく読みやすいです。反面淡泊すぎる感じもあり。 思ったより良書でした
本のタイトルからして過激でいわゆるウケ狙い的な内容なのかと思いましたが、学問味のあふれるしっかりとした学術書でした。かといって難解すぎるわけでもなく、読みやすくもあり、この本を読むことでグールドの断続平衡説を実際の例を通して理解することができます。ただ、進化理論全体について扱っているわけではないため、「絶滅」というテーマについてのみ理解したい方以外にとっては物足りない内容なのではないでしょうか。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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