これならできる!!
これなら英語を自主的に勉強できると思いました。私は留学経験があり、多少の英語は話せるのですが、いつも英語力をどうキープするか悩んでいました。これまでいろいろな学習方に手を出してもなかなか続きませんでした。ところが、このDLS(Dynamic Listening and Speaking Method)は、とにかく面白い!通訳訓練方から編み出した英語学習方、ということになっていますが、通訳になることが目標ではない私でもとても楽しく英語を使う練習になるのです。
先日、著者のお二方の講演に参加しました。講演なので、セミナーと違ってまさか実際にペアワークはしないだろう、と余裕の表情でいったところ、「では近くのかたとペアになってください」とのこと。あ、やっぱりやるのか。と恥ずかしながら隣の方とペアワークを。「もうこれから会うことはない人でしょうから」という一言で、旅の恥はかきすてではありませんが、失敗しながらも試したところ、自分でもここまでやれるもんなんだ、とわくわくさえしました。
アウトプットする楽しさ、そして怖さをこの本は教えてくれます。自分がどれだけできてできないかをひしひしと実感できるのです。聞いてるときは理解してるつもりだけれども、いざ自分がそれを話すとなると理解できていないことがわかってしまう。
あとは、シャドーイングをしていると、なんだか通訳をしているような気にさえなってきます。本を読むだけでも著者の方々の経験談もあり面白いです。
これから英語をどう勉強してようか迷っているかた、だまされたと思って(!?)試してみてください。きっと楽しく学習できると思います。
DLS英語学習法~インプットからアウトプットへ~
英語の学習方法に関しては、伝統的に確立されたものがある。しかし、どれをとってもインプット寄りの方法なので、直接アウトプットに繋がっていくような手ごたえがなかった。もちろん、インプットはおろそかにできないのだが、どうしてもアウトプットが気にかかる。英語学習法の古典的名著である国弘氏の『英語の話し方』においては、インプットとアウトプットの「間」に焦点を当てた部分はあるものの、ピンとくるものがない。国弘氏自身、その「間」を明らかにするのに苦労しているのだが何か物足りない。その意味で、このDLSこそインプットからアウトプットの「間」を橋渡しするものであり、英語学習者の痒い所に手がとどく方法である。実際にDSLをやってみると、感覚的にかなり実践のスピーキングに近いものがある。あの、英語が口について出てこないもどかしさほど歯がゆいものはない。
国内においてもスピーキングの独習が可能であることを示したことは、今後の日本人の英語学習に非常に益のあることである。