盗作本
原書は、アメリカの多くの大学で利用されており、コンピュータネットワークのバイブル的な存在であるため、日本語で読める本書に大きな期待していました。しかし、本書と異なる部分がいくつかあり、厳しい評価をせざるを得ません。私は、原著との違いを示しながら本書をレビューしたいと思います。まず、本書ではソケットプログラミングの部分が省かれてます。ある筋から聞いた話によると「監訳者はプログラミングができないから省かれた」という答えが返ってきました。ソケットプログラミングはネットワークがどのように動いているか理解するのに、有用な手段であるため残念で仕方ありません。
次に、原書の著者は自分のホームページでJavaスクリプトなどを用いて、ネットワークの振る舞いを解説しています。これもまた、ネットワークを理解する助けとなります。監訳者序文で、監訳者のホームページに動画コンテンツなどを豊富に用意してあると書いてあったため、早速行ってみました。しかし、そこにあったのは、ただ単に車を走らせている動画でした。ネットワークの勉強には全くなりません。一体、監訳者は何を伝えたかったのでしょうか。
監訳者は、監訳者序文で、原著の単なる翻訳本をつくったつもりはないと述べています。そして原著者が日本語を理解できたら、これは盗作だ、と言われそうと自負していますが、全くその通りです。監訳者は、原著の良さを伝えるつもりは無く、まさしく原著をまねて作った盗作本です。