根気よく続けてみること
猫の写真がふんだんに取り入れられていて、文章の端々からもフォックス先生の猫への愛情がよく感じ取れる本。
猫は元来あまり体を触られることを好まないので、最初は戸惑って嫌がるかもしれないが、
根気よく続けることが大事だというのがよくわかった。
すぐに気持ちよさそうに身をゆだねてくる子もいれば、どうしても嫌がる子などがいるらしい。
その後者の子で、先生が半ばあきらめかけていた猫のエピソードが載せられていた。
ある時その猫が、どうやら体の具合が悪いときに、先生のそばによってきてごろんと横たわり、
いつもマッサージをして貰っているときのような格好をとって
いかにも「辛いからマッサージをして」と言わんばかりだったとか。
先生はこれに驚いてマッサージをしてあげると気持ちよさそうに身をゆだねていたのだとか。
マッサージをして貰うと体が楽になることをその子は気づいていたが、ただ体を触られるのがイヤなだけだったのかなと。
我が家の愛猫も最初は戸惑っていたけれど、まず顎の下あたりの、猫が触られるのが好きな箇所から始めていけば慣れてきたし、
今では背中のラインは「まんざらでもない顔」をするようになった。
無理強いは禁物だが、今までは「そうされることに慣れてないだけ」で、
気持ちが良いとか、体が楽になると言うのを我が家の猫は知ったのだと思う。また後半にはマッサージもできないほど弱り切った子には、
その悪い箇所に手をあてたりして癒してあげる(いわば気功とかそんな感じ?)というのも、
試したことはないが猫に対する愛情からくるものなのかなぁと思うと
目に見えないことではなるがなんだか心が温まった。