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ブッダの集中力―役立つ初期仏教法話9 (サンガ新書)の商品レビュー 実況中継と実況記録による集中力
パーリ語経典の『Anapanasati Sutta』(漢訳は『安那般那念経』)によれば、ブッダは4つの瞑想対象に対して4段階づつ、合計16種類の呼吸(瞑想)法を説いている。第一の瞑想対象は身体と呼吸体(プラナー体)であり、呼吸と共に身体と呼吸体に気づく瞑想である。第二の瞑想対象は感情(心形成力)であり、呼吸と共に「ピーティ(満足、喜悦)は平静ではない」と「スッカ(喜び、楽)は心を和らげる」の感情に気づく瞑想である。第三の瞑想対象は心であり、心の体験・喜び・集中・解放に気づく瞑想である。ブッダは、このように瞑想対象を身体から心に進めながら、気づきの感度を高め、最後の第四の瞑想対象である法(=無常、無我)に取り組ませる訳である。本書の8章で説かれる“「集中力」は楽しい”とは、第二の瞑想対象で気づく集中力である。しかし、気づきというのはそれほど簡単なことではない。ヴィパッサナー瞑想の本来の目的は、自分の「貪・瞋・痴」に気づくことである。そうでなければ、第一の瞑想対象すら集中することはできないからである。しかし、私たちが学ぶ通常のヴィパッサナー瞑想は「痴」に気づく智慧の練習が主であると思われる。最も高度な智慧獲得の練習なのである。 最高の集中力育成法は瞑想
世間一般ではあまり知られていませんが、仏教の教えには心理学的要素が多分に 本の最新売り上げランキング - トップ10
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