「妹」の縛りが甘いのだ、残念なことに。
個別の記事には面白いところもあるのだが、「妹」ムックとしては失敗だと思う。理由は、以下の通り。1.絶賛発売無期延期中(恐らく永久封印)のゲームを取り上げている。
要するに「七人の妹」のことなのだが、これを複数箇所で取り上げている。「発売されなかったゲーム」を含んでしまったことで資料としての価値は半減している。ああ、勿体ない。
2.妹の縛りが緩すぎる。
「非親族系-単なる年下の女の子」まで分類上含めてしまっているのだが、ここまで行くと最早妹でも何でもない。
思うに、涼宮茜嬢を何としても取り上げたいという決定事項があって、そのためにここまで対象範囲を広げざるを得なかったのだろうが、そのために「妹」の位置づけ自体が壊れてしまっている。
どうしても涼宮茜嬢に言及する必要があったのであれば、ムックのタイトルを「涼宮茜大全」とか「この萌えキャラがすごい!」とかにすれば良かったのだ。
3.「原色妹キャラ図鑑」の選択に納得がいかねぇ
これは完全に趣味のレベルであるが、涼宮茜、イリヤ、森青葉、月島瑠璃子を入れておきながら、伊藤乃絵美、十崎由衣、桜塚恋、シルフィ・クラウド、仁村知佳、芳乃さくら、魔神恵といった面々を外すというキャラクター選択には納得がいかない。
というわけで、評価は星一つ。
追記:「七人の妹」については「蛇の道は蛇ソフト」より発売されることとなった。しかしながら設定やシナリオのブラッシュアップを通じて、当該ムック内の記述とは異なるものになる可能性は残っている。私見としては「既に発売済みのもの」に対象範囲を絞るべきという考えに変わりはない。
妹萌えにはいいかも
まず、これは表紙からしてパソコン(コンシューマに移植されて年齢制限が無くなった物もありますが)の18禁の美少女ゲームに登場する、妹キャラクターのムックであることを最初に言っておきたいと思います。はっきりいって、何も知らずに購入してしまうと、全くわけが分からず面白さが10分の一も分からないことでしょう。人類史上初の「妹ゲーム」オンリームック本。妹キャラ図鑑を始め、妹コラム、妹大好きハードボイルド小説、妹クリエイターインタビューなど、内容は盛りだくさんで、私のような「そっち系」が好きで好きでたまらない(笑)人には、とても充実した内容で楽しめると思います。値段分の価値はありますね。兎に角、妹キャラが好きな人には楽しめますが、かなり読み手を選ぶ本といえます。よって、妹好きには星4つ、それ以外の人には星2つくらいで、間を取って3つとしました。