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前作「はじめの一歩を・・」を読み、いろいろな事に気がつかされ 続編ということで期待していました。長年、スモールビジネスを 育ててきた著者の知恵と情熱の詰まった良書です。 パート1では、まず起業家としての精神を説き、読者を段階的に起業家へと 引き上げます。(前作のサラと出会います) そしてパート2からは、マーケティング、財務、マネジメント・・といった 経営者に求められるMBA的な知識の解説になっていおり 経営の入門書としては、わかりやすくまとめられています。 しかし、ある程度MBAの内容について勉強されている方には 新しいものではないと思われます。 ただ、著者は、スモールビジネスにあたって 必要な知識のないままに始めてしまう人が多いこと、知っている つもりでも、沢山の罠があることを教えてくれます。 そして、苦労を重ねてきた「成功者の告白」的な内容もあり 盛りだくさんです。 多岐が内容にわたるため、若干「もう少しそこを詳しく!」 と思えるところがあります。 まあ、それは専門書で勉強すべきですね・・。 ※前作よりもMBA的な内容になっており、魂を揺さぶるような 「熱さ」は減ったので星4つ。(私は、情熱的な内容が好みなので前半が好き)
前作『はじめの一歩を踏み出そう』を先日読んで感銘した ので本書も手にとってみた。 まずは前作のオチ。なんと、職人から起業家に目覚めたサ ラは10年後も結局うまくいってなかった!つまり前作を読 んだだけでは必ずしもうまくいかないということ。あの本 を読んで起業に走った人はどうなっているのでしょう。 そこで本作です。相当多くの人が本書を推薦しているよう です。しかし、おや?パート1では起業家のメンタルな面 に光を当てていますが、なんだか中途半端な印象です。 『停止演習』なるものも心を鍛える技法としてはレベルが 低い。 パート2はよくある経営本と同じ様な箇条書きと図の羅列。 役に立つ部分もあるとは思うが、全体的に抽象的なレベル に留まる印象を受ける。この本を読んで起業家精神に火が つくだろうか。また10年後もみじめなサラに再会しなくて もいいことを祈ろう。
「はじめの一歩を踏み出そう」の続編。 前作では書かれなかった「具体的にどうすればいいのか?」までを書いた本。 2部構成になっていて、前半はいかに起業家のモチベーションを高め、 維持するのかといういわゆる精神論、後半は著者が7つのルールと呼ぶ 「リーダーシップ」「マーケティング」「財務」「マネジメント」 「見込み客の創出」「見込み客から顧客への転換」「顧客満足」 について、具体的な経営ノウハウが解説されている。 前半の精神論については、良く分からないというのが正直な感想である。 文化的な背景の違いなのか、著者の信念の問題なのかは分からないが、 日本では受け入れられにくい内容と感じた。 しかしながら、この本の価値は後半部に集約されているように思う。 「はじめの一歩を踏み出そう」では、「事業計画を作ろう」とは書かれていても、 どのようにして、どんなものを作るのかまでは書かれていなかった。 また、「数値化をしよう」「システム化された事業を作ろう」ということが書かれて いても、どのようにすればいいのかは分からなかった。このような内容が 上記の7つの分野について具体例を交えながら解説されているのである。 前作を読んでもなかなか行動に移せないでいたが、ここまで具体的に 書かれていれば実行に取り組めそうな気がしてくる。 訳者あとがきにも書かれているが、この本は一気に通読する本ではない。 7つのテーマからひとつを選んで、自分のビジネスに置き換えて、立ち止まって 考えながら読み進めなければ、十分な価値を引き出すことはできないだろう。 私は一度に読みきってしまったが、もう一度腰を落ち着けて、読み返してみよう と思う。 前半部分は腑に落ちない部分もあるが、後半の充実度を評価して星5つとした。