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新聞でタイトルを見てすぐ買いました。中身はともかく最近こういうタイトルに弱いんだよね。 登場する方々は大体僕と同じくらいの世代の人たちで、それぞれユニークな分野で成功していて今は安定している。皆異才を放っているけれども、昔は苦労している人が多いね。戦前生まれの人たちは特にものすごい社会的な変化とか悲劇を体験している。僕を含めて戦後生まれの人には出来ない経験をしている。 皆小さい頃から好奇心旺盛で、自分の興味に忠実で、ある人は自分に対して実に頑固でさえあった。自分も振り返るとそういうことが昔は許されたし普通だったんだな、と懐かしく思う。最近まで、高度成長期の影響が大きかったと思うけど、中流家庭が増えて人々の夢が画一的で人間的なユニークさをなくしてしまうようなところがあった。でも、今後はまた個性とかユニークなものとか、人間的なオモシロさとかが普通になってくる社会を期待したい。 僕は、固くて柔軟性の無い半ば強制的な社会よりも、柔らかさがあって個性の発揮を重んじもする社会の方がずっといいと思うし、その方が皆んなもっと生き易い思うんだ。 そんなことを考えさせてくれた一冊でした。
書店で見たとき、表紙の印象がやわらかい感じだったので、 ありきたりの「夢は望めば叶う」的なものかと思った。 しかしながら、中味は永遠のロックンローラー内田裕也の子供時代の写真(豪邸住まいの坊ちゃんだった)や、 映画監督市川準の高校時代の絵画作品、大竹伸朗の小学校時代の「将来の希望」作文など、かなり貴重な作品が収められている。 見ても楽しいけれど、各氏が語った子供時代の憧れと、これから描いている夢の話が実に味わい深い。極めて秀逸。 これから夢を叶えていく若い人だけでなく、男性女性を問わず、どちらかというと自分のような一度何かを目指して社会に出て、 挫折も小さく叶えた夢も両方体験した人にこそ読んでほしい。 坂本龍一のピアノの師匠、”鍵盤の鉄人”高橋悠治の文章が特に衝撃的。