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ザ・ボディショップの経営者によって書かれた本書。 企業が社会で収益を得るというビジネス的な目的だけでなく、社会の一員として、社会貢献していく必要性を深く知ることができました。同時に、商品として消費者の手元に届くに至るまでに起こる第三世界での労働搾取を意識するようになりました。 「品質の高いものを安くつくる」という製造業・小売業なら当然の摂理も、その前提としてコストを下げるために、過酷な労働条件で働かされる人々がいると考えると、消費者として安易に購入するのをためらってしまいます。企業が株主や消費者のみならず、社会というステークホルダーを意識し、自分さえ良ければいいという観念で経営されるのではなく、関わる全ての人がwin-winでいられるザ・ボディショップの理念に共感できる、企業の社会での役割を強く感じさせてくれる1冊です。 企業を経営する人が全て、ボディショップのような理念を持つことができたら、きっともっとすばらしい世の中になると思えました。
もともとボディショップには興味なかったけど…表紙のデザインが目に留まり、ふと目次を見たら、普通のビジネス書とはまったく違っていました。 フェアトレードや環境問題に関わっていることはもともと知られていましたが、人権や貧困、民族問題などにも積極的。ナイジェリアの刑死した活動家ケン=サロ・ウィワに関するくだりは感動的でした。「ビッグイシュー」ももともとはボディショップが関わっていたことも、はじめて知りましたし。 こうした社会活動とビジネスを両立させ、シナジーでwin-winしているのはほんとにスゴイ!のひと言。 こういう起業家が日本からも出てくる日は、くるのだろうか? ただ正直、日本のボディショップと、本家のボディショップのスタンスにだいぶ違いがあるような気が…