よい本だとは思うのですが・・・
見ていて飽きない。
犬の簡単な歴史や人間の社会との関わり、簡単な解剖図、家庭犬としてあるべき躾などにもふれているが、大部分は犬種の紹介に費やされた本。タイプごとに分類、掲載されている。 犬種の基本的なデータとして、原産国・起源・用途・歴史や体重・体高や毛色といった事柄が載っている。気質から「このような傾向を持っている」ということをアイコンで示しているため、「子供のお守りにしても大丈夫」「戸外でも飼える」「他の犬といっしょでも大丈夫」など飼うときに参考になる。
また発行された当時では最新の犬種(たとえばプラツキー・クリサヴィク)などが載っているなどの点で珍しい本。
しかし、ヨーロッパで有名でない犬種については、守り育てている人々にとってそ!の犬種のもっともあるべきスタンダードを満たしているのだろうか、と思わせられるような外観の犬もいる。もちろんそれらの犬はキャラクタは申し分のないよい犬なのだろうが、「図鑑」としては、その犬種の典型的なスタンダードに合致した犬を載せるべきではないだろうか?知っている犬種でそうだと、他の犬種についてもその犬種のチャンピオン犬を採用しているのだろうかという疑問がつきまとう。たとえ、ショータイプとペットタイプで大きく異なるのが常の犬種だとしても。