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恋月姫、四谷シモン、吉田良、天野可淡、堀佳子、やなぎみわ、三浦悦子など、名前を聞いただけでも購入する価値はあると思いました。 実際、これだけの内容でこの値段なら、文句は無いと思います。 とくに拝見する機会の少ない、天野可淡、やなぎみわの人形の掲載は嬉しいところです。 吉田良が可淡についてふれているのも、見所ではないでしょうか。 完全に受身の存在でありながら、もの言いたげな人形。 限りなく異端でありながら、エロティックで魅惑的。 人形は、生身の少女では実現できない、誰もが追求したいであろう理想の塊だと思います。 間接球体人形に興味のある方全員にお勧めしたい一冊です。
どちらかというと可愛かったり綺麗なお人形を目当てで買ったのですが、収録されているお人形の中には毒々しかったり本当に痛々しいお人形もあり、最初はショックを受けました。創作人形にはそういう感じのお人形もあると知ってはいたのですが、作者へのインタビューとあわせてみると、かなりの衝撃を感じました。ここに載っているお人形はただの「愛玩人形」では済みません。(中には綺麗な感じのもありますが)苦手な人が見たら、本当に怖いお人形だと思います。しかしじっくりと見ているうちに、そこに託された精神というか、作家の魂のようなものが伝わってきました。もがき苦しむ中で創られた、正に魂の叫びのような人形もあり、見た目には可愛いわけではないのに、目を離せなくなります。これは「人形」の本ですが、ここに載っている人形はただの「物」ではなくて、人のあらゆる感情だとか、作者の人生そのものが叩きつけられているような気がします。個性溢れる作家が多数載っていますので、全ての人形が上記のようであるというわけではありませんが、こんなお人形も載っていますので、軽い気持ちで手にとるとショックを受けるかもしれません。見たいお人形だけ見る、という方法もありますが。人形好きの人の間でも、好き嫌いが分かれる本だと思います。