言うまでもない一大傑作
ポップスというものが「ポップ・シンガー」のものになったのはいつからなのでしょうか。
ロックが“ロックしなければならない”強迫観念に駆られだしたのはMTV隆盛時か、ニルヴァーナの大ブレイク後か…
いずれにしても今の時代、私たちは新しい刺激的な音楽が生まれる度に、そのジャンルを定義する事に躍起となってはいないでしょうか。
Elton Johnの1973年にリリースされたアルバム「Goodbye Yellow Brick Road」は、
前作「Don’t Shoot Me I’m Only The Piano Player」で大きな商業的・創作的飛躍に成功した彼が、そのキャリアにおいて不変の地位を築いた作品です。
ソング・ライティングは更に冴えを見せ、4枚のヒット・シングル②③④⑭を生んだこのアルバムは、
一方では11分に及ぶオープニング・ナンバー①やレゲエ調の⑦といった、実験的要素も多く含んだ作品でもあります。
③は当時のアメリカのR&Bチャートにランキングされたし、⑪はまるでボウイの様なグラム・ロック風です。しかしそんな80分近い大作を1つの作品足らしめているのは、ジャンル分けなどに囚われない「普遍性」だと思います。
思えばおよそスターとは縁遠いルックスであり、性的マイノリティでもあるエルトンにとっては、
「普遍性」に対する強い執着と多様な文化に対する興味の両方を満足させる作品を作り上げる事は、この上ない悦びであったのかもしれません。
(完全に個人的憶測ですが)
マイノリティである事がクールだと言われる時代(それが悪い事だとは思わないですが)に、彼のようなアーティストがなかなか世に現れないのは当然の摂理なのかもしれません。
超名盤
ロック&ポップス界の超定番、名盤であるこの作品がなんとLPサイズの紙ジャケで復刻されるとは!?
ポップなアートワークと豪華トリプルジャケットをLPサイズで味わえるなんて贅沢です。
出来るならば豪華特典付きの「キャプテンファンタスティック」も出して欲しかった・・・・・往年のファンは本物のLPと見、聞き比べ、若者達はエルトンの入門盤としてもイケルこの作品からエルトンワールドを堪能してください。
ちなみに私は前回の紙ジャケを買いそびれてしまったのでこの商品は3点(聴く、保存、投資)買う予定です(笑)
今回ももちろん限定発売なので通販&お店へGO!
ちょっと気になっていたら、絶対に買いです。
知っているつもりで、知らないミュージシャンの最右翼がこのエルトン・ジョンではないでしょうか。ラメラメのド派手な格好で、フットボールが好きで、故ダイアナ妃と親しい間柄で、それで○○で。そんな音楽とは関係ない情報は押さえていて、たまにCMで流れる曲もなんとなく知っているけど、なんか面倒クサくて今まで買わなかった...。そんなあなたにこのアルバムはオススメです。音楽通の人にも、ちょっと音楽好きな人にも訴えかける、練りに練ったメロディがあなたを包み込むはず。アルバムを最初から最後まで聴けば、かならず知っている曲に出会えるはずです。
やはり、これが最高傑作だと思います!
LPの時代から何度となく聞き返してきた作品です。
LPの頃は2枚組みでしたが、CDで一枚編集になったのは続けて聞けるので非常に良くなりました。
エルトン・ジョンの魅力は何といっても曲が素晴らしいことだと思います。エルトンのナイーブな曲調とポップ感覚が昇華され、作品全体を上品に尚且つ優雅にさらに情感あふれたものにしていると思います。他の作品にも言えることですが、アルバムが一つの作品として成立しているといいますか、最初の曲から最後までの曲の流れが自然で、時間の立つのも忘れて、最後まで聞いてしまいます。
「グッバイ・イエロー・ブリックロード」「土曜の夜は僕の生きがい」をはじめ「キャンドル・イン・ザ・ウインド」「グレイ・シール」「ベニーとジェッツ」などよく知られた曲も一杯。
エルトンの最高傑作にして、70年代最高の作品だとも思っています。