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The Velvet Underground & Nico

The Velvet Underground & Nico

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The Velvet Underground & Nicoの曲目リスト

  1. Sunday Morning
  2. I'm Waiting for the Man
  3. Femme Fatale
  4. Venus in Furs
  5. Run Run Run
  6. All Tomorrow's Parties
  7. Heroin
  8. There She Goes Again
  9. I'll Be Your Mirror
  10. Black Angel's Death Song
  11. European Son

The Velvet Underground & Nicoの商品レビュー

5.0 YELLOW and BLACK
(その1)
本作はアンディ・ウォーホルが手がけた、彼らの作品ですが、ただの後見人という感じでは無いです。明らかにウォーホルの思想、想いとルー・リードの詩世界が一つに合わさっている。
そして「金髪」のニコを入れた事も意味があると思っています。
あくまで私なりの見方で書いているので、勝手な裏解釈と思ってもらってもいいです。
私がウォーホルに感覚で感じている事は、一言で言えば「実体と本質、光と影、観察と非観察」。さらに言えば肉体と精神にどちらに本質があるか、それに普遍性をともなう答えはあるのかという事。答えはイエスでありノー。
輪郭、もしくは陰影を太く粗い「黒」の線で描き、後はカラフルに「色」を付けていく。ここでは黄色。この色の部分がその描かれた「虚像」の「本質」を表し、黒の部分が「実体」、もしくは実体がある事を示す「影」。
そしてこの黒の線を取り外してみたらどうなるか。ぼんやりとながら何が描いてあるか掴めます。「カラー」の部分だけを取り外したらどうなるか。黒の輪郭がはっきりと、しかし一部欠ける様ではあるが、それが何かは掴めます。では本当はどちらが、その描かれた物の実体なのか?どちらが影なのか?人はどちらを「認識」しているのか?いやそもそも全部が虚構じゃないか?
バナナはそのままでも、皮を剥いても「黄色」。色のイメージは同じ。基本として黄色は精神的な事を表す寓意。表層の皮(外面)を剥かないとバナナは味(内面)が分からない。でも食べなくても人の表面認識(虚像)はバナナ。しかしバナナを知らない人が食べてバナナという表面認識は無いが、おいしい(内面認識)とは分かる。でもその人にとってはそれはバナナでは(表面認識は)無い。そして黒の部分は時間と共に中の甘みが滲みでた部分もあり、ある意味でこれも本質の色になる。
        He comes, he’s all dressed in “black”
        He’s never “early”, he’s always “late”
           (「I’M WAITING FOR THE MAN」より)
「認識」はやはり目立つ色から先に入ると思います。しかし、その「色」の本質「真実」はどちらかという事。
そして、現代社会の秩序の中での「闇」と「光」は何なのかという事も同時に問う。
        Away from the big city where a man can not be free
        Of all of the evils of this town
        I don’t know just where I’m going
        I guess that I just don’t know
           (「HEROIN」より)
また人の内面そしてまた個人の精神の「光」と「闇」をも描く。
        Shiny shiny….. ”whiplash” girlchild in the“ dark”
           (「VENUS IN FURS」より)
  You think the “night” has seen your mind that ”inside” you’re twisted and unkind
        The ”Light”on “your door” to show that “you’re home”
       “A hand” in your “darkness”
           (「I’LL BE YOUR MIRROR」より)
「home」は身体、「a hand」は「右手」と「左手」で「光」と「闇」を表す隠喩。まだ含意はあるがそれはさておき

「HEROIN」では薬物を示唆する様で、「ヒロイン」とかけている。どちらも身勝手な肉体の欲求。魅了された妄執。
        I’m gonna try for the kingdom if I can
        I really don’t care any more when heroin is in my blood
        And the blood is in my head
            (「HEROIN」より)
一貫して虚像と本質を元に一人称の主観の内外面と客観の観察が、繋がっている。
ウォーホルは現代社会の「普遍性」の「虚像」の中における「本質」の「普遍性」とは何かを問いかけていると思っています。
        She’s going to smile to make you “frown”
        What a “clown”
        She’s going to play you for a “fool”
        Yes it’s “true”
            (「FEMME FATALE」より)
現代社会の人間、特に有名スターや人間が作り出した有名消費商品を描いたウォーホル作品の数々。誰でも偶像の見慣れた特徴にまずは目がいく。
例えば、同じ形でも色々な色彩の物がありますが、あるスターの絵。「目」も黒で描き、ただ「口」は「歩き方」と共にトレードマークなので色取られる。誰もを魅了した笑顔もその実は、不遇な少女時代に身に付いた「虚」とは誰も気付かない。
        Different “colors” made of tears
            (「VENUS IN FURS」より)
        Just look into “her false” “colored eyes”
            (「FEMME FATALE」より)
髪の毛が黄色(金髪)のがあります。実際のその人は金髪ですが、地毛は褐色というのは有名な話です。本質を描くのなら、なぜ金髪のままの表現なのでしょう。それが虚像(her false)、偶像としてのスターとして名声(fame)を得た、ある意味で慰み物(tease)である彼女に対する人々の認識であり、
        Cause everybody knows, the things she does to please
        She’s just a little “tease”
            (「FEMME FATALE」より)






2.0 ちょっと皆さん。
ヴェルヴェットの紛れもない1人のファンとして、60Sのファンとして意見する。 ヴェルヴェットは同時代の他のバンドに比べて、音楽的才能や技術において著しく劣っている。ヴェルヴェットには中身がなかった。 同時代の他のバンド達は本当になにか芯みたいなものがその音楽にあった。 よって、ヴェルヴェットを手放しで賞賛するような評価をした輩には本当はなにも聞こえていない。 ヴェルヴェットに1つ特筆すべきことがるとしたら、その表現の荒々しさにあるのだと思う。
5.0 名盤中の大名盤
今更語ることはないであろう大名盤。もしロックに歴史というものがあるのなら確実に挙げられるであろうアルバムです。初めてレビュー見たのですが星1点、2点つけている方もいらっしゃるのですね…オドロキ。。。これを聴いてただ暗いだけ…だれるだけ…とお思いの方はもう一度この作品としっかり向き合って聴いていただきたい。きっといずれ何かを感じるはず。これを聴いてなにも感じない方はまだサイケ、ネオサイケ、アートロック、アバンギャルド属性がないと思われるかまたはロックを聴くセンスがない。個人的にはセカンドの方が好きですがバランスはこちらの方がとれていると思います。後のネオサイケ勢、ポストパンク、アートロック、NYパンクなどなど…その影響力は計り知れず…決して商業的には成功したとは言い難いがもっと大きなことを成し遂げた偉大なアルバム。
5.0 残酷なほど正直
音楽でここまで引き込まれると思わなかった。LOU_REEDの声を聞いた時は鳥肌立ったよ…。‘SMにドラッグ、ヘロイン、芸術、死’と歌う内容も強烈…
ヒッピーとは違って黒ずくめの服装に大きめのサングラス。アンディ・ウォーホルによると‘とても大きな心の傷がPunkrockの根源だ’ってなんかで聞いたのをメモしている。
このアルバムは音はパンクじゃないけど歌詞や考え方がパンクだと思う。
自分的にはVENUS IN FURSが一番好きです。
このアルバムは美しい。芸術だね。
5.0 ★★聴く人を選ぶかもしれませんが★★
 1967年というと、ロック史上最も激変の時期であり、また時代の最先端を走っていたビートルズとビーチ・ボーイズがそれぞれ「サージェント・ペパーズ」と「スマイル」というキャリアの頂点となるアルバムを作っていた時期です。そんな年の3月12日、前66年4月に録音されたこのアルバムが漸くこの世に出ました(一部は5月・11月に録音)。バンドがウォーホールと関係があったためアルバムもいくらか評価されましたが、結果的には当時このアルバムは殆ど注目されませんでした。しかしご存じの通り、数十年を経た今、このアルバムは60年代で最も偉大なアルバムと称されることになりました。
 「いま」という時代の中で改めて聴くと、ビートルズの音楽が(本当に素晴らしいとは思いますが)「どこか現実離れしている」と感じさせられるのに対し、このアルバムは今でも圧倒的な存在感を保ち続けています。純粋に音楽として聴くと、チューニングが外れリズムは乱れるなど素人にも指摘できるほど荒削りで、とても「音楽」と言えないような代物です。しかしそれでいて退廃的で、危険で、妖しく美しい・・・そんな現代の「人間」のなまなましい姿が、ルー・リードの取り入れたノイズと卓越した作曲能力、ジョン・ケイルの現代音楽の素養、そうしたものが織りなすバランスの上に鮮やかに浮かび上がってきます。
 聴くに堪えない音楽だと感じる人も大勢いるでしょう。僕も20年前に初めて聴いた時には、戸惑い、受け入れることができなかった音楽世界でした。でも今では僕にとって5000枚を超えるコレクションの中でも最も重要な作品のひとつです。

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